kyoto_kyonkyonの日記

きょんきょん(@kyoto_kyonkyon, @Poke_kyonkyon4)です。構築記事など挙げていければいいかなと思っています。

【剣盾S11】「『じゃない方』扱い卒業」3枚エース採用トリパ【最終375位、レート1906】

お久しぶりです。きょんきょんと申します。

半年ぶりの構築記事です。S5以来の三桁達成(順位は自己最高更新)、R1900超えを達成して嬉しすぎるので構築記事書いて投稿します!ぜひ読んでいってください!!!

 

目次

・最終使用パーティ

・最終順位

・パーティ構築の思考

・個体解説

・選出、立ち回り

 

【最終使用パーティ】

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【最終順位】

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*ROMは2ROM目のK.kyonです、わかりづらくて申し訳ございませんm(_ _)m

 

【パーティ構築の思考 (S10→S11)】

 シーズン10,11(シリーズ6)では、S8上位10体のポケモンが使用禁止という特殊ルールが適用された結果、電気、水、地面の三竦みを中心として環境が回っていたように思う。この三竦みを形成した主なポケモンとして、特に目の上のたんこぶであったドラパルトの消えたパッチラゴン(1位)、パッチラゴンへの圧をかけることのできる地面タイプのホルード(5位)やドサイドン(8位)、水タイプは地面タイプに強い上に、ゴリランダーがいないことで比較的自由に動けるようになったアシレーヌ(3位)、ウーラオス(2位)、マリルリ(10位)が挙げられる。

 シーズン10中盤からはこれらの3タイプに圧をかけ続けられる草タイプを組み込んだパーティが増え始めた(使用率が高かったポケモンナットレイモロバレル)。加えて 、シーズン10の1位は圧倒的な物理受け性能を持つモジャンボを組み込んだ構築を使用していたように草タイプのタイプ性能、豊富な補助技を活かした構築が多く見られた。

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 このような背景を踏まえ、シーズン10時点では以下のようなパーティを使用していた。

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→シーズン10での思考

 初めに勝ち筋を考えた際、現環境で上から殴ってくるアシレーヌを止められるポケモンが数えられる程しかいない点を鑑みて、パーティの軸にトリル役+アシレーヌの形を初めに決定した。特に、上から殴ることができればパッチラゴン、水、地面のサイクルを破壊することが出来る点に強みを見いだせた。また、シーズン5ではトリル要員としてギギギアルを使用していたが、役割対象のミミッキュがいないため、トリル要員にはオーロットを採用した。さらに、トリル下物理の火力要員としてガラガラを採用し(採用理由は個体解説の方で)、ステロ対策にスカーフウーラオスを採用した。

 ここまでの4体を軸に残りの2枠をどう組み込むかを検討した結果、ゲンガー、アロQなどのウーラオスより速い、水流連打を耐える可能性がある、襷を持っているの条件の揃ったポケモンに対してダイロックで切り返せるラムテラキオン、水タイプへの安定した受け先としてモロバレルを採用した。

 しかし、結果は最終1503位と今期と比べてあまり芳しくないところで終わってしまった。振り返れば、結局のところラスト2枠の不安定さに由来するものが大きく感じた。主に、テラキオンダイマックスを切るとアシレーヌダイマックスを残せないため、草タイプ入りのサイクルで受け切られる場合が多かった点、アシレーヌマリルリモロバレルを出した後、相手の交換に択が生じる点の2点が厳しかったように思える。

 

→シーズン11での思考

 S11に入ると、シーズン10の構築記事などが表に出た結果、環境が少し変化する。特に、S10で1位の方の使用していたモジャンボ+ハピナスの構築にS10の構築では対応できない上、そこそこの頻度でランクマッチで見かけるようになったため、パーティの構築見直しを余儀なくされた。

 アシレーヌにダイアイスを採用する形で草タイプを誘って倒すことで草タイプを処理していたが、ハピナスがいるとこの形での対応はできない。そこで5枠目に草タイプに安定して打ち勝てる物理アタッカーの採用を検討した結果、雪かきパッチルドンに辿り着いた。このポケモン、何より偉いのが、S種族値55である。50でなく55であったことに本当に感動、感謝している。(理由は個体解説で後述)

 とはいえ、このポケモンは冠の雪原アップデートまで使うことができなかったため、S11最初の23日間は6枠目を探すことに注力した。相変わらず状態異常に少し厳しいパーティであるので、ラムの実を持たせることを前提として探した結果、無難にパッチラゴンに落ち着いた。

【個体解説】

 (ウーラオス以外特に目立った調整を施していないため、ダメージ計算をする理由のあるアシレーヌ、ガラガラ、ウーラオスにのみダメージ計算を記載。)

 

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アシレーヌ(水,フェアリー) 特性 : 激流

実数値 : 187-x-95-195↑-136-58↓ (努力値 : 252-0-4-252-0-0)

技構成 : うたかたのアリア / ムーンフォース / ハイドロカノン / 吹雪

持ち物 : 命の珠

  パーティのエースとして採用したポケモン。エースに調整など必要ないので、努力値振りはシンプルに火力に特化した最遅HC。シーズン5で使用していたものと個体は変わらないため、詳しくは(【剣盾S5】トリルアシレーヌ【最高139位・最終604位】 - kyoto_kyonkyonの日記

)を参照ただし、技は草タイプを誘って倒すことでアシレーヌの通りをよくするために、ダイアイスの元となる吹雪を採用している。吹雪を採用している理由として、冷凍ビームと吹雪を比較した上でのダメージ計算を記載する。

→ダメージ計算

 草タイプへの打点

ポケモン 冷凍ビーム 吹雪 ダイアイス(冷B,130) ダイアイス(吹雪,140) (参考)雨下ダイストリーム(150)
H252D4モロバレル 77.8-91.9 % 94.1-111.8 % (68.8%乱1) 111.8-131.7 % 119.9-141.2 % 72.4-84.6 %
D特化モロバレル 54.3-64.7 % 66.1-78.7 % 77.8-91.9 % 83.7-98.6 % 49.8-59.3 %
H252D4ラフレシア 85.7-101.6 % (12.5 %乱1) 104.4-124.2 % 123.1-145.6 % 133.0-157.1 % 79.1-93.4 %
D特化ラフレシア 61.5-73.1 % 74.2-88.5 % 88.5-101.4 % (31.3 %乱1) 95.6-112.6 % (霰込み確1) 57.0-67.0 %
H252D4モジャンボ 116.9-138.2 % 142.0-168.1 % 169.6-199.5 % 182.1-215.0 % 109.2-128.5 %
H252D4チョッキモジャンボ 77.8-92.8 % 96.6-114.5% (81.3 %乱1) 113.0-134.3 % 121.7-144.4 % 73.4-86.5 %

 また、頑丈や気合の襷を考えた時、ダイアイスを打つのが最適解となる場合も存在する。気合の襷を持ちやすいポケモンに対して、ダイアイスのダメージ計算を記載する。

ポケモン ダイアイス(冷B,130) ダイアイス(吹雪,140)
H244D4エアームド 79.5-94.2 % 86.0-101.8 % (霰込み50.0 %乱1)
H4エアームド 97.9-114.9 % (霰込み確1) 105.0-124.1 %
無振りゲンガー 97.0-114.8% (霰込み確1) 103.7-123.0 %
D4一撃ウーラオス 87.4-103.4% (霰込み56.3 %乱1) 94.3-111.4 % (霰込み確1)

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オーロット (草,ゴースト) 特性 : お見通し

実数値 : 191-178↑-98-x-102-54↓ (努力値 : 244-252-12-0-0-0)

技構成 : ウッドハンマー / ドレインパンチ / 呪い / トリックルーム

持ち物 : 気合の襷

 アシレーヌを通すためのトリル要員。水タイプを呼びづらく、自主退場技のあるポケモンとして、パンプジンオーロットに白羽の矢が立った。パンプジンは自主退場技が呪い、道連れ、大爆発と豊富であるが、ウッドハンマーを所持していないため、殴りつつ退場ができない点が不便出会ったため、パンプジンではなくオーロットの採用に至った。最後の一枠には有利対面への引き際に打つことでステロダメージを回復できる可能性のあるドレインパンチを採用した。悪ウーラオスサザンドラナットレイの後出しに負荷をかけられる副次効果もあり、悪くない選択だったように思える。

Marowak

ガラガラ (地面) 特性 : カブトアーマー

実数値 : 167-145↑-130-x-101-56↓  (努力値 : 252-252-0-0-4-0)

技構成 : ホネブーメラン / 岩なだれ / 炎のパンチ / 剣の舞

持ち物 : 太いホネ

 まず、パーティを見てドサイドンじゃないん?ってなる人もいるかと思います。ドサイドンではない理由としては、まず一つにドサイドンの火力不足。弱点保険が発動しないとトリルエースとしては火力が足りないのは大きく欠点である。また、一番の理由は弱点保険やラムの実の持ち物競合によるものが大きい。はたき落とすが使えるポケモンがほとんどいない環境で、持ち物競合せずにA実数値290を実現することができる点が本当に強い。それに加え、2.カブトアーマーで急所に当たらないから不慮の事故が少ない、3.威力50の地面タイプの連続攻撃、弱いわけがないんですよ!!!!!使用率150位にランクインすらしてないのは少し驚いてます。パッチラゴンが環境トップにいるS10,11に限った話ではあるとは思いますが、このポケモンかなり強いですよ。「(アローラ)じゃない方」はもう卒業です!!!!

→ダメージ計算

 参考程度に主要ポケモンに対するガラガラとドサイドンの地面技、岩技のダメージを記載する。こう比較すると、ガラガラの火力の高さにより地面技の確定範囲が変わるのに対し、持ち物補正なしのドサイドン程度の火力では、タイプ一致の岩技の確定数もさほど変化しない、唯一変化する点がサザンドラであるが、これはパーティ上あまり意識する必要がない。

 弱点保険や命の珠、拘り鉢巻を持たせる運用であればドサイドンに分があるため、持ち物との兼ね合いではドサイドンを採用していたケースもあったかもしれない。本パーティではドサイドンを採用するならば持ち物はラムしか持てなかったので採用を見送った。

ポケモン ガラガラ(ホネブーメラン) ガラガラ(ダイアース(130)) ドサイドン(地震) ドサイドン(ダイアース(130))
無振り パッチラゴン 92.1-109.1 % ×2 (ダイマ中乱1) 233.9-276.4 % 130.9-153.9 % 168.5-200.0 %
H4ウーラオス 38.3-46.3 % ×2 101.0-118.9 % 56.6-66.9 % 72.6-86.3 %
H4ホルード 52.2-62.1 % ×2 (襷貫通確1) 136.6-160.9 % 76.4-90.1 % 99.4-117.4 % (93.8%乱1)
         
 ポケモン ガラガラ(地震) ガラガラ(ダイアース(130)) ドサイドン(地震) ドサイドン(ダイロック(130))
H252B4 アシレーヌ 46.5-55.1 % ×2 (67.6 %乱1) 119.3-141.2 % 67.4-79.1 % 87.2-103.2 % (砂込み56.3%乱1)
H252B4 マリルリ 39.6-46.9 % ×2 101.9-120.3 % 57.0-67.1 % 73.9-87.4 %
B特化 ピクシー 29.7-35.6 % 77.2-91.1 % 43.1-51.0 % 56.4-66.8 %
         
 ポケモン ガラガラ(岩雪崩) ガラガラ(ダイロック(130)) ドサイドン(ロックブラスト) ドサイドン(ダイロック(130))
H252B4 火ロトム 81.5-96.8 % 141.4-166.9 % 31.8-38.2 % ×2-5回 154.1-183.4 %
B4 サザンドラ 44.3-52.7 % 76.6-90.4 % 16.2-19.8 % ×2-5回 83.2-98.8 % (砂込み31.3%乱1)

→ガラガラのSライン

 S実数値56 (個体値27)と中途半端な個体を採用していますが、そこにはちゃんとした理由があるのです。と言うのも、個人的にはトリルエース運用をするからと言って最遅にしなければならないというのは間違いだと考えていて、ちゃんと役割に応じた素早さを与えてあげましょうと言った話です。特に30~55族あたりのポケモンをトリル運用する場合には、役割対象に応じたS調整を行うべきである。

素早さ種族値一覧(28~60族) : S11で150位までのポケモン+α

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 これを見ると、45族であるガラガラは最遅をとることで、S補正をかけていない30族以下の素早さに到達することができる。(29族のブリムオンは基本的に最遅で使われる。28族のクレベースは役割対象外。)しかし、最遅をとると、役割対象である35族のポケモン達よりも遅くなってしまう。特に、35族のポケモンの中にはトリル展開を基本的に通し辛いヌオーやドヒドイデがおり、熱湯を上から打たれるか、打たせないかの違いは大きい。そのため、35族の無補正である実値55は抜いておきたい。そこより上に行くと、逆にトリル下で絶対に抜いておきたいラインを定めなければならない。今回はそのラインを最遅起用のされる可能性のあるギルガルドがいる60族に定めた。ここまでを総括して、ガラガラのS実数値を56に定めた。(57でも良いと思う。)

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・連撃ウーラオス (水,格闘) 特性 : 不可視の拳

実数値 : 177-200↑-121-x↓-104-124  (努力値 : 12-252-4-0-188-52)

技構成 : 水流連打 / インファイト / 燕返し / 雷パンチ 

持ち物 : 拘りスカーフ

 ご自慢の調整を施したHDベーススカーフ水ラオス。従来の役割範囲に加え、初手に出てきやすく、変化技を絡めて仕事をしてくるSの速い特殊アタッカー(アロQ、ゲンガー)への役割を持つ。特に、性格を意地っ張りにしてA特化にすることで、多少耐久にふったゲンガー程度であれば水流連打で確1に取れる安心感が良かった。

 先発投手としてもクローザーとしても活躍できる万能ポケモンであり、ステータスの見た目はまさに令和のガブリアス。(余談だが、ガブリアスはこの耐久火力を基本にさらに努力値252を自由に振り分けることができる。)

→S調整

 役割対象の最速アロQ(177)、最速ゲンガー(178)を抜けるように最低でもS実数値は 120は必要。そこから余分に36振り、ダイマ時に最速アシレーヌ(123)を抜くことができるラインまでSを振り、ダイサンダーで打ち合えるようにした。

→HD調整

 非ダイマ時、アロQのムーンフォース+霰耐えまでHDに振ることで、ダイジェットからスカーフをケアしつつアロQへの役割遂行を安定して行える。このラインがH12D180。さらにDに8振ってH12D188とすることで、珠臆病リザードンのダイジェット(エアスラッシュ)をダイマ時に耐えることができるので、耐久調整をここに合わせた。(合わせてから気づいたが暴風の個体も多いため、あまり意味がなかったかもしれない、そもそもリザードンは私のパーティに出てこれない。)

→ダメージ計算

ポケモン ダメージ
臆病C252Aキュウコン ムーンフォース 78.0-92.7 % (霰込み耐え)
臆病C252ゲンガー マジカルシャイン 59.9-71.2 %
  82.5-97.2 %
臆病珠C252リザードン ダイジェット(130) 167.2-198.3 %
  ダイジェット(140) 180.8-213.0 %
C特化アシレーヌ ダイフェアリー(130) 155.9-184.2 %
臆病C252ウルガモス 暴風 84.7-100.6 % (最高乱数切り)

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・パッチルドン (電気,氷) 特性 : 雪かき

実数値 : 165-167↑-110-112-90↓-106  (努力値 : 0-252-0-12-0-252)

技構成 : 電撃くちばし / 氷柱落とし / けたぐり / 吹雪

持ち物 : 弱点保険

 「じゃない方」卒業ポケモン2体目。ここまでの4体で不利を取りがちなポケモンに対して有利をとることができることで採用。電気、氷の攻撃範囲はかなり魅力的。何より、中途半端な素早さ種族値、広い範囲と特性のおかげでS操作適性が高いのがポイント。S実数値106は速いとは言えないおかげで、トリルからパッチラゴンやウーラオスへの切り返しも可能であり、また、雪かきが発動してS実数値212となると、ダイジェットを積んだパッチラゴンへの切り返しが可能である上、S上昇なしでこの素早さを抜けるポケモンはランクバトルにはいない。S種族値50だとこの動きはできないため、55くれた増田さんにはすごく感謝している。

 ただし、火力が少し心許ないのは欠点なため、本当であれば命の珠を持たせてやりたかったのも事実。そのため、けたぐりを採用し、トリル下でダイナックルから攻撃性能を通していく展開も多かった。トリル下で始動して、電撃くちばしやダイナックるを絡めつつ、トリルが切れるタイミングでダイアイスから雪かきを発動させる、この動きができると最強のポケモンである。

 基本的に物理型で今回は育成したが(アシレーヌの通りを良くするために、ハピナスを倒せるポケモンが多い方が良かったため。)、環境に多い害悪草タイプポケモン達はHB育成されている型が多かったため、4枠目に吹雪を採用している。

 

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・パッチラゴン (電気,ドラゴン) 特性 : はりきり

実数値 : 167-167↑-111-x↓-92-124  (努力値 : 12-252-4-0-12-228)

技構成 : 電撃くちばし / 逆鱗 / 燕返し / 身代わり

持ち物 : ラムの実

 ラスト一枠には初手に投げやすく、ラムの実を持てる火力の高いポケモンを採用したかったため、パッチラゴンとアイアントを検討した。パッチラゴンの方が受け系のパーティに強いため、最終的にパッチラゴンを採用。地面タイプの受け出しには他の5体がぶち通せるので勝ちです。ラムの実に加え、個人的に一番のお気に入り技である身代わりを入れることで、状態異常だけでなく尻尾トリックにも強くなるため、初手性能が高まる。とは言え、基本的には選出しないポケモン。使用感としては、結局はりきりが信用できないため、水タイプへの圧をかける見せポケといった印象。選出率はパーティ内最低の1割弱、仮にも使用率1位なのだからもう少しうまく使ってやれたかなぁと少し反省している。

→調整

 同速対決など支度もないので、最速にする意味はあまり感じられなかった上、火力を最大化するのが好きなので、意地Aぶっぱを前提に、その上でSラインをウーラオスと同様、最速アシレーヌ抜きに設定した。ラムのみを持っているおかげでダイジェットが安定するため、環境にいる大体のポケモンを抜けるここまでは振り得だと思う。ここまでで余った努力値28を耐久に回した。

 

・選出、立ち回り

 基本的に初手はウーラオス(最終3日の初手ウーラオス選出率は5割超)。草タイプの耐久ポケや一部警戒すべきポケモンがいない場合は本当にこれが安定する。気をつけないといけないのは次のポケモン達。

エアームドクレッフィ

 ステルスロックやまきびしで役割遂行をしてくる上、ゴツゴツメットを所持していたり、物理耐久の高さも相まってウーラオスで役割を遂行することができない。相手のパーティを見て、アシレーヌ、ガラガラ、パッチラゴンを初手に投げてさくっと処理してしまう。

・草タイプ受けポケたち

 ナットレイ以外はウーラオスで役割遂行することができない。ハピナスと組んでいない草タイプはアシレーヌで誘ってダイアイスで倒すのがよいが、ハピナスと組みがちなモジャンボや電気も草も痛いカットロトムにはパッチルドンから入るのがよい。

・ピクシー

 尻尾トリックが厳しい上、ステルスロックを所持している可能性がある。パッチラゴン初手が安定するが、アシレーヌでもよい。初手に出してはいけないのはガラガラ。トリックで持ち物を奪われるだけで火力が半減するだけでなく、火炎玉まで押しつけられた日には目も当てられない。

 (ただし、詰めのピクシーの場合もあるので、上記のポケモンと比べて警戒度は低め。)

 

 2,3体目には基本的にオーロット+アシレーヌ、ガラガラ、パッチルドンから通しやすいポケモンを一体という選出を行う。初手で1:1交換をとることができたら、基本的に押し切ることができる。相手のパーティが速すぎる場合、稀にパッチラゴンをトリルエースに据えることもある。

 

【感想・反省点】

 久しぶりの三桁!!!!最高順位更新!!!!!!嬉しい!!!!!!すっごく嬉しい!!!!!!!!!!!!!!

 個人的には変則ルールでのシーズンは結構好きだったので、2シーズンかけて真剣に構築と向き合ってきて良かったと感じている。また、パッチラゴンが環境トップにいた影響、素早さラインは全体的に高めな環境、さらにエースバーン、ゴリランダーがいないとあってトリル始動をベースとした構築に追い風が吹いていたように思える。
 では、次は歴戦の準伝が帰ってくる環境でまたお会いしましょう。。。使いたいポケモンが多すぎてまだ何使おうかちょっと迷ってますが。。。