kyoto_kyonkyonの日記

きょんきょん(@kyoto_kyonkyon, @Poke_kyonkyon4)です。構築記事など挙げていければいいかなと思っています。

【レギュG / ルナアーラ軸】Lunatic-"Night"【SVS26 最終221位/R1971】

 4シーズンぶりのKyonkyonぽけからの構築記事です!

 レギュレーションがGに戻ってきて、シーズン19,20と感触の良かったルールでもあるのでシーズン26はかなり頑張りました!!

 シーズン19,20,26と共通して使用してきた基盤を、異なる禁伝でもカスタマイズ可能な基盤として言語化し、また、シーズン26で使用した構築記事を書かせていただきました。

 ここまでたどり着いていただけた全員に読んでいただければ幸いですが、

・テラパゴスやルナアーラを使った構築の基盤を探している人

・特殊禁伝を絡めたサイクル基盤を検討したい人

・ルナアーラ軸の構築に興味がある人

 に特に見ていただけますと幸いです!

 感想、コメント、また、Xでのいいね、リポストもお待ちしております!

 また、最終使用構築の項目でレンタルも開放していますので、良ければ使用してみてください!

 

目次

【最終使用構築】

【最終成績】

【基盤検討パート】

【特殊伝説+酷使ママンボウ基盤】

 ・紹介(禁伝1+一般3)

 ・アピールポイント

 ・禁伝の候補

 ・一般ポケモン(3体)

  1.「スイッチトリル運用」

  2.「サイクル運用」

  単体カスタマイズ例

【構築記事パート】 → *構築だけ見たい人はここまで読み飛ばしてください!

【構築経緯】

【構築紹介】

・構築概要

 ・対TOP3伝説戦い方

  1. 対コライドン

  2. 対ミライドン

  3. 対黒バドレックス

  4. 選出の例外

 ・対その他伝説

【個体解説】

 1. ルナアーラ

 2. ママンボウ

 3. ミミッキュ

 4. ガチグマ

 5. カイリュー

 6. ガラルヤドキング

【後書き】

【Spetial Thanks!】

 

【最終使用構築】

【最終成績】

 最終221位 最終レート1971 (TN:きょんきょん)

 最終367位 最終レート1923 (TN:きょす!)

 

------【基盤検討パート】------

 

 構築の紹介の前に、構築の軸となる4体のポケモンの基盤の組み方について、まず紹介する。

【特殊伝説+酷使ママンボウ基盤】

・基盤紹介

1. 禁伝の行動回数を保証して、ダメージレースを有利に進める

2. ミライドン、コライドン、黒バドレックスのTOP3禁伝に対して有利なサイクルを形成する。

の2点をコンセプトとした、以下の4体のポケモンからなる基盤を紹介する。

1. 拘りアイテム又は突撃チョッキを持って、素早さまたは火力と耐久を両立できる特殊禁伝

2. ママンボウ(願い事 / 守る / クイックターン @1) 

 →願い事を絡めながらサイクルを回して禁伝の行動回数を増やす役割を持つ。唯一無二の性能すぎる。

更に、禁伝とママンボウの組をサポートするポケモンとして、

3. ミミッキュ (呪い @3)

 →禁伝+ママンボウの組合わせの苦手な身代わり展開をミミッキュの呪いで流す役割を持つ。

 →コライドン軸相手に、格闘・ドラゴン無効と化けの皮による行動保証を絡めて、サイクルを有利に進める役割を持つ。

4. 原種ガチグマ (カスタマイズ自由)

 →電気・ゴースト無効の耐性を活かして、ミライドン、黒バドレックス相手のサイクルを有利に進める役割を持つ。

 →火力の押し付け、構築の耐久ラインの底上げのどちらにもカスタマイズして、パーティにあった役割を持たせられる。

を含む。

 

・アピールポイント

→簡単に3桁以内を狙える。

 環境上位のコライミライ黒バドに対して五分以上の相性で戦いやすい。

→カスタマイズ性が高い。

 多くの特殊禁伝と相性がよく、また、ミミッキュ、ガチグマの型も構築毎にカスタマイズしやすい。

 特にママンボウの技の4枠目の自由度が高く、「ちょっとしたスパイス」を加えて勝率を上げることができる。

→ポケモンがうまい気分になれる。

 ママンボウが願い事を打ちながらクルクルするだけでポケモンが上達した気分になれる

→プレイングが一貫しやすい。

 一般ポケモン3体があまりテラスタルを必要としないため、基本的に禁伝にテラスタルを切る運用になる。

 また、4体の役割がきっちりと分かれていて、択が少ない。

 

・禁伝の候補

 1. 拘りアイテム又は突撃チョッキを持って、素早さまたは火力と耐久を両立できる特殊禁伝として、以下の4要件を満たす禁伝が候補として挙げられる。ここでは5体ピックアップしてみる。

 ・特殊アタッカーである

 ・拘りアイテムか突撃チョッキを持ちやすい

 ・素早さまたは火力と耐久を両立できる

 ・テラスタルをある程度雑に切っても、安定して使える。

 これらの中でも、個人的にはテラパゴスかルナアーラを推したいが、残り3体も開拓の余地があるように思う。

1. テラパゴス  *S20で使用(実績:334位)

 テラスシェルによる初撃半減受け、テラスタルによるHP上昇(能動的に発動できるジガルデのイメージ)によって高い耐久性能を誇り、かつ、ステラ時のテラクラスターの一貫した火力との両立が可能。

 ママンボウの願い事でステルスロックを撒かれたり、初撃を受けてもテラスシェルを回復可能なため、安定した行動回数を担保しやすい。

 この基盤では、拘り眼を持たせることをオススメし、次点で拘りスカーフを持たせることをオススメする。

kyoto-kyonkyon.hatenablog.com

 

2. ルナアーラ *今期S26で使用(実績:221位)

 ファントムガードによる初撃半減受けによる高い耐久性能と、C137S97による攻撃性能の両立が可能。

 控えめS252振りでのS実値が149となり、拘りスカーフを持って黒バドレックスをちょうど抜ける数値をしている。したがって、この基盤では、拘りスカーフを持つことがオススメ。

 また、テラパゴスと異なり、テラスタイプを自由に設定できるが、最強のサブウェポンであるムーンフォースにテラスタイプを合わせてフェアリーとすることがオススメ。

 

(以下、シーズン最終日での使用実績なしのため、肌感覚のみ記載)

 3.黒バドレックス

 ルナアーラとは、火力と耐久がトレードオフの関係。とはいえ、爆発的な火力は魅力的で、黒バド+ママン軸で結果を残している人も多いことから、黒バドと組んでも相性が良いと思う。

 4.ミライドン

 火力と耐久のバランスがよく、拘り眼鏡、拘りスカーフ、突撃チョッキの全てを持てる。

 エレキフィールド下での不意の電気技がママンボウに刺さると痛い、という欠点を補える構築組みができれば強いと思う。

5.カイオーガ

 火力と耐久のバランスがよく、拘り眼鏡、拘りスカーフ、突撃チョッキの全てを持てる。

 カイオーガとママンボウで弱点が共通するため、サイクルを回すには実力が必要だと思う。

 

・一般ポケモン:ママンボウ+ミミッキュ+ガチグマ

 上述のコンセプト、動きを実現するために、

 ママンボウの願い事 / 守る / クイックターンの採用、ミミッキュの呪いの採用は確定であるため、ママンボウとミミッキュの型はある程度決まってくる。

 そのため、基盤としての動きは、ガチグマを攻めで通したいか、受けで通したいかによって決まると考えられる。

 本記事では、ガチグマを攻めで通す運用と、受けで通す運用の2通りのカスタマイズ例を例示する。

1. ガチグマを攻めで通す「スイッチトリル運用」 (S20でテラパゴスと組み合わせて採用)

 ママンボウ @ゴツメor食べ残し (努力値はBD~HBDベース)

 クイックターン/願い事/守る @1

 (S20当時は、@1としてミラーコートを採用した。)

 ミミッキュ @命の珠等 (努力値はHAベースで好みで耐久調整)

 じゃれつく/影打ち/トリックルーム/呪い

 ガチグマ  @火炎玉 (努力値はHAベースで好みで耐久調整)

 空元気/地震orぶちかまし @2

 (S20当時は、@2としてサンダーダイブとドレインパンチを採用した。)

 

 禁伝+ママンボウ+ミミッキュのサイクル選出と、禁伝+ミミッキュ+ガチグマの対面選出との両方を兼ね備えた基盤であり、ママンボウを選出しない場合でも、トリルを絡めて禁伝の行動回数を保証できる点が強み。

 眼鏡テラパゴスやチョッキカイオーガ等、中速で高火力と高耐久を両立する構築と相性が良い。

 

2. ガチグマを受けで通す「サイクル運用」 (S26でルナアーラと組み合わせて採用)

 ママンボウ @ゴツメor食べ残し (努力値はBD~HBDベース)

 クイックターン/願い事/守る @1 

 (S26では、@1としてスキルスワップを採用した。)

 ミミッキュ @命の珠、拘りスカーフ等 (努力値はHA〜ASベースで好みで耐久調整)

 じゃれつく/呪い@2

 (S26では、@2として影打ちと守るを採用した。)

 ガチグマ  @突撃チョッキ (努力値はHADベースで好みでS調整)

 地震 @3 (サンダーダイブはほぼ確定だと思っている。)

 (S26では、@3として、サンダーダイブ / 雪雪崩 / ヘビーボンバーを採用した。)

 

 スカーフを持たせたルナアーラ、カイオーガやミライドン等、スカーフまたは眼鏡を持った黒バドなどの高速アタッカーを禁伝として採用する構築と相性が良い。

 

・単体カスタマイズ例

2. ママンボウ(願い事 / 守る / クイックターン @1) 

→ 技候補

 ママンボウの技の4枠目に何を採用するかはかなり個性が出るところだと思うが、意外と採用できる技の範囲が広いため、構築にあった技を見つけることをオススメする。

 アクアジェット → 妖怪ミリ残しに手が届く可能性を作れる。禁伝の火力に合わせて耐久調整がされる(特に黒バドレックス、ミライドン)ことも多く、実はA種族値が75もあるので、先制技はバカに出来ない。

 スキルスワップ→グライオンアンチの方にオススメ。コライドンから火緋色の鼓動を奪って受け切ったり、緋月ガチグマから真眼を奪ってゴーストタイプへの打点を減らしたり、竃オーガポンから型破りを奪ってミミッキュ等で切り返したり、何かと便利な技だったりする。

 魅惑のボイス→ママンボウが隙を見せる身代わり持ちのパンチグローブウーラオスに対して、役割を持てるようになる。

 ミラーコート→対特殊で何かと役に立つが、レギュGだと突撃チョッキなしで特殊技を受けきるのは厳しい。

 光の壁→禁伝だけでなく、ガチグマをアタッカー運用したい場合に、ガチグマの行動回数を増やせるのが強み。草分けの行動回数を強引に作ることが可能となる。

 癒しの願い→瀕死寸前の禁伝のマルスケ系の特性を再発動させることができる。

 凍える風→S下げれるのは偉い。

 熱湯→たまに相手を火傷状態にできる。

 ミストフィールド→クイックターンの引き先が毒菱を踏まない

 渦潮→クイックターンを目の前の相手に確実に決めることができるようになる

→ テラスタイプ候補

 本基盤ではあまりテラスタルを切ることはないので、ピンポイントで役割を持てる相手に合わせてテラスタイプを選ぶことができる。一応の使用率は記載するが、使用率に縛られずに検討することがオススメ。

 フェアリー ... 使用率第1位。テラスタイプをフェアリーとすることで、格闘、ドラゴンを1回躱すことができ、主にコライドンに対しての役割をさらに強くすることができる。また、パオジアンの全ての技を等倍以下で受けられるので、不意の電気テラスタルを一度誤魔化すことが可能。

  ... 使用率第2位。あまり特殊アタッカーを受けることはないが、あまりにも採用率の高いハバタクカミのムーンフォースを受けることができる。また、毒状態にならないため、ダイナ軸等を相手にした時のHP割合で有利を取りやすい。

 ドラゴン ... 竃オーガポン、井戸オーガポンのメインウェポンを受けながら自分の動きを通すことができる。たまに電気技をごまかすのにも使える。

  ... キノガッサアンチにオススメ。キノコの胞子、タネマシンガンを受けながら、相手の襷を剥がすことができる。

 地面 ... 唐突な電気テラバーストを一旦躱すことができる。パオジアンの目の前で地面テラスは切りたくないが、一定数いる電気テラスコライドン等への役割を明確にしておきたい場合に採用する。

 

3. ミミッキュ (呪い @3)

→ 技候補

 電磁波、鬼火→皮を盾に状態異常をばら撒いて、伝説のパワーを通しやすくする構築で採用する。

 守る、身代わり、痛み分け→呪いをサイクル下で有効に活用したい場合に採用する。

 トリック→拘りアイテムや後攻の尻尾をミミッキュにも持たせたい場合に採用する。特に、スカーフが余りがちなチョッキミライドン構築等で採用しやすい。

 道連れ→上述のスカーフミミッキュに仕込んでおくとザシアンとかコライドンが突然死んだりするので楽しい。

→ テラスタイプ候補

 ママンボウ同様、ピンポイントで役割を持てる相手に合わせてテラスタイプを選ぶことがオススメ。

 ステラ ... 使用率1位。特に言うことはないが、じゃれつく、影打ち(特に影打ち)の火力が上がるのは強い。

 ノーマル ... 使用率3位。特に言うことはないが、ミミッキュミラーや黒バドレックス対面で相手のゴースト技を透かせる点が強い。

  ... ママンボウと組み合わせてコライドン相手にダメージレースを有利にするため、炎技を半減にするテラスタイプは一考の余地があると思う。また、化けの皮を貫通してくる竃オーガポンの攻撃を無理矢理受けながら呪いを入れることも可能。

 ドラゴン ... コライドンやミライドンの炎技、電気技を両方半減しながら行動可能。また、化けの皮を貫通してくる竃オーガポンの攻撃を無理矢理受けながら呪いを入れることも可能。

 

4. 原種ガチグマ (カスタマイズ自由)

→技候補

 攻撃技を仕込めば割と何でも自由だが、重いポケモンに合わせて採用して範囲を広げるのが強い。

 サンダーダイブ  連撃ウーラオスやアーマーガアへの打点となる。ママンボウに対しては火炎玉根性型以外では火力不足。テラパゴスやルナアーラはウーラオスへの後出しが効かず、アーマーガアへの打点にも乏しいため、サンダーダイブは必須だと思っている。

 雪雪崩or冷凍パンチ → 地震を透かすためのカイリューや霊獣ランドロスの後出しをケアする打点として使うことができる。また、チョッキ型を使う場合は、緋月ガチグマへの打点としても有効である。個人的には氷技も入れておいた方が良いように思う。

 ヘビーボンバー チョッキ型の役割対象であるハバタクカミへのダメージレースを有利にするために採用する。火炎玉根性型では不要と思う。

 炎のパンチ 禁伝のテラスタイプをフェアリータイプとする場合、ハッサムが重くなりがちなため、採用しいやすい。

 ドレインパンチ → 火炎玉根性型で使う場合に、HP管理に使える。

→ テラスタイプ候補

 アタッカーとして、禁伝に並ぶ攻めの準エースとして運用する場合と、受け運用の場合で、採用するテラスタイプが結構変わってくると思う。

 攻め運用

 ノーマル ...  使用率1位。火炎玉根性型の最高火力として推奨。

 電気 ... ノーマルも地面も通らないアーマーガアへの打点を意識したい場合に一考の余地あり。

 受け運用

 フェアリー ... 採用率2位。諸々のタイプ相性を総とっかえすることができ、無難に強い。

 ... 特殊禁伝は竃オーガポンやパオジアンが重くなりがち。切り返しとして採用する価値がある。また、役割対象の黒バドレックスのフェアリー技、草技を半減で受けれるため、採用価値が高い。

 

------【構築記事パート】------

 

 シーズン26では、上記「特殊伝説+酷使ママンボウ」基盤に基づいて、禁止伝説としてルナアーラを採用した構築を使用した。

【S26構築経緯】

 S19,20で使用していたテラパゴスと違う禁止伝説に挑戦してみたいと考えた。上記5伝説からテラパゴス以外の4伝説をピックアップし、最も手に馴染みそうな禁止伝説として、スカーフルナアーラから構築を組み始めた。

 次に、TOP3禁伝への勝率が十分見込める構築とするため、上記基盤の 2.「サイクル運用」に基づいて、軸となる4体(+ママンボウ、ミミッキュ、ガチグマ)を決めた。ここで、グライオンが構築的に厳しいため、ママンボウにスキルスワップを採用し、数的有利を取った後の活動量を増やすため、ミミッキュに守るを採用した。

 その後、5体目として、ルナアーラ+ママンボウルナアーラ+ママンボウの組み合わせと相性が良すぎるカイリュー(個体解説で後述)を採用した。

 最後の6体目については、シーズンを通してヒスイニューラからハバタクカミまであらゆるポケモンを試行錯誤したが、最終的に、サイクル適正が高く、本構築の弱点であったキョジオーン等(個体解説で後述)を対策できるポケモンとして、Gヤドキングを採用して構築が完成した。

 

【構築紹介】

・構築概要

 相手の構築ごとに選出をある程度固定し、使用率の高い禁伝に対しての勝率を高める構築である。すなわち、相手の伝説(特に対TOP3禁伝)毎に最適化された選出と戦い方を軸に戦う構築である。

 この戦い方は賛否が分かれると思うが、「使用率の低い禁伝ポケモンはある程度切って、試行回数を積む」のがレギュGでは重要だと考える。

・対TOP3戦い方

 9割方は下記選出で戦う。

1. 対コライドン : ルナアーラ + ミミッキュ + ママンボウ (最終5日勝率 : 75%, 15-5

 コライドンにテラスタルを催促しつつ、ママンボウのゴツゴツメットを触らせることで、コライドンにダメージを蓄積させ、スカーフルナアーラと呪い守るミミッキュで詰める流れを意識して戦う。

 したがって、大体の試合で、初手でルナアーラにフェアリーテラスを切る。

 フェアリーテラスとムーンフォースを敢えて見せることで、コライドンのテラスタルを催促し、ママンボウに引いて受けることであらゆるコライドンに対してダメージレースを有利にする。 

 

2. 対ミライドン : ルナアーラ + ガチグマ + ママンボウ(最終5日勝率:69%, 22-10)

 ミライドンの持ち物によって、勝ち方が変わってくる。

 ミライドンが拘りスカーフまたは拘り眼鏡を持っている場合、ミライドンにママンボウの守るを合わせながら、フェアリータイプと化したルナアーラ、地面タイプのガチグマ、水、氷を半減できるママンボウで受け回す。ミライドンが突撃チョッキを持っている場合、ルナアーラが上から動ける利点を活かした詰め筋を意識しながら、ガチグマで電気技を遮断して戦う。

 そのため、ミライドンの持ち物をさっさと判定しておく必要がある。8割以上の相手が初手でミライドンを投げてくるため、初手でルナアーラにフェアリーテラスを切ってムーンフォースを打つことで、持ち物を判定する。

 ・ミライドンに上から動かれる → 拘りスカーフ

 ・ミライドンへのダメージが5~6割程度 → 突撃チョッキ

 ・ミライドンが柔らかくて、ミライドンからのダメージが痛い → 拘り眼鏡

 

(ここだけの話、最終日に増殖していたミライドン軸の鉢巻テツノワダチに大苦戦した。構築の改良ポイントだと思っている。)

 

3. 対黒バドレックス : ルナアーラ + カイリュー + ガチグマ(最終5日勝率:68%, 34-16)

 黒バドレックスにテラスタルを切らせれば、カイリューの神速が一貫する。

 黒バドレックス以外にテラスタルを切らせれば、ルナアーラのシャドーレイが上から一貫する。

 これらの勝ち筋を意識して、試合を行う。

 したがって、大体の試合で、初手でルナアーラにフェアリーテラスを切る。

 初手が霊獣ランドロス、赫月ガチグマである場合を除き、大体のケースでムーンフォースを押していい。

 初手で黒バドレックスが出てくる場合もあるが、その場合もシャドーレイは押さず、ムーンフォースを押すことを推奨する。

 こうすることで、黒バドレックスと同居しやすいディンルーにムーンフォースを入れてテラスタルの圧力をかけることができたり、黒バドレックスとの対面でムーンフォースにより削りと上振れを狙いつつ、勝ち筋を手繰り寄せることができる。

 

 結論:TOP3禁伝相手であれば、大体の試合でルナアーラを先発として出した後、テラスタルを切ってムーンフォースを打つ。

 

4. 選出の例外

 ・竃オーガポンがいる場合→基本選出から1体変えてルナアーラ+カイリュー@1が可能かどうかを検討する。

 ・キョジオーンがいる場合→なんとかGヤドキングを出すか、気合で戦うかを相手の構築に合わせて選択。対黒バドレックスであれば、カイリュー、ガチグマから弱点をつけるので、結構気合で戦う。

 ・相手の構築にゴリランダーがいる場合(主に対黒バド)→カイリューとGヤドキングの選出が可能かどうかを検討したい。

 

・対その他伝説

 TOP3の禁伝への勝率をキープするため、他の伝説については、勝率がそこまで高くない場合も多い。

対ザシアン(勝率:50%)

 ルナアーラのシャドーレイ2回+ママンボウのゴツゴツメット1回で大体のザシアンが死ぬ。ザシアンがノーマルテラスの可能性もあるが、ルナアーラにテラスタルを切る必要がないので、カイリューのノーマルテラス神速が一貫しやすい。そのため、選出は、ルナアーラ(先発)+ママンボウ+カイリュー。

対カイオーガ(勝率:50%)

 マジでしんどいと思っているが、プレイングでなんとか勝率50%に落とせた。

 ルナアーラでカイオーガと真っ向勝負すると大体負けるので、カイリューでダメージレースを有利にすることを意識する。

 選出は、カイリュー+ルナアーラ+ミミッキュのことが多い。

対ムゲンダイナ(勝率:44%)

 どちらかと言えば勝てていた印象だったが、意外と負けていた。

 ルナアーラorカイリュー+ママンボウ+Gヤドキングが基本選出。

 毒菱をGヤドキングで回収しながら、なんやかんやTODに持ち込むのが勝ち筋。

 眼鏡ムゲンダイナは結構しんどい。

対テラパゴス(勝率:13%)

 本当に無理。

対ホウオウ(勝率:80%)

 ムゲンダイナと違って、意外と勝てる。

 空元気カイリューと隠密マントGヤドキングがすこぶる相性がいい。

 基本選出は、カイリュー+Gヤドキング+ママンボウorルナアーラ。

対白バドレックス (勝率:40%)

 ママンボウで宿木を切りながら、またはトリルターンを管理しながら戦う。

 構築記事を参考にしながら、宿木型っぽかったらルナアーラ+ママンボウ+カイリュー、トリル型っぽかったらルナアーラ+ママンボウ+ミミッキュを選出する。

 トリル役としてよく採用されるミミッキュの有無では型を判別できず(宿木白バド構築でもスカーフミミッキュがテンプレで採用されるため)、相方として採用される地面タイプの赫月ガチグマが入っていればトリル寄り、ドオーが入っていれば宿木寄りで判定していた。

対ルギア(勝率:33%)

 ルギアにスカーフトリックを入れるか、

 毒テラスを切らせて鉢巻カイリューの圏内に無理やり入れて戦う。

 基本選出はルナアーラ+カイリュー+Gヤドキング。

 あんまり勝てない。

 

【個体紹介】

1.ルナアーラ 特性:ファントムガード



 テラスタイプ : フェアリー

 持ち物 : 拘りスカーフ

 実値 : 213-x-109-207-127-149(スカーフ:223)

 努力値 : 4-0↓-0-252↑-0-252 (控えめ)

 技 : シャドーレイ / ムーンフォース / 冷凍ビーム / トリック

 

 初撃のダメージを半分に抑えることができることから、2耐えラインの実質実値は、物理方面:H252暁ガチグマ相当、特殊方面:H252ホウオウ相当となる。この高耐久性に加え、黒バドレックスを抜けるSラインを有し、十分な範囲と火力を持つ点が強いと感じ、本構築のエースとして採用した。

 同じゴースト/エスパータイプの禁止伝説である黒バドレックスとの差別化点として、上記高耐久性に加え、安定した範囲を持てるムーンフォースの存在が挙げられる。そのため、テラスタイプをムーンフォースに合わせてフェアリータイプとした。

 また、技構成の観点では、S18〜S21の構築記事を見ると、スカーフ持ちのルナアーラにはトリック後の回復手段としての月の光等が採用されることが多く、冷凍ビームが採用されている構築は少なかった。一方、本構築では、ママンボウと組ませることで回復手段を確保して攻撃技のスペースを作り、空いたスペースに、初手に対面しやすい霊獣ランドロスへの打点として冷凍ビームを採用した。

 唯一の変化技であるトリックについては、個人的には拘りアイテム持ちのポケモンは技の範囲を可能な限り広くすることが重要だと考えているため、通常採用しないのだが、本構築では試運転段階で想像以上に機能したため、最後までトリックが残った。トリックを打つ相手は想像以上に範囲が広く、受け構築や積み構築に採用されるポケモン相手だけでなく、数的有利が取れれば、コライドン相手だろうがミライドン相手だろうが打つことがある。コライドン相手であれば、コライドンの技を縛ることで、フェアリータイプとなったルナアーラと水タイプのママンボウで受けきることができ、ミライドン相手であれば、ミライドンの技を縛ることで、地面タイプのガチグマとフェアリータイプとなったルナアーラと守るを持つ水タイプのママンボウでミライドンのテラスタルまでケアして受けきることができる。

 

 と、ここまで綺麗なところのみを紹介したが、実は結構痒いところに手が届いていない、という所も紹介する。今回の構築ではこの点を後述の5体で補っていたが、ルナアーラの努力値配分を変えることで構築のカスタマイズ性が上がる可能性がえるので、本記事をここまで読んでくれている人は是非試してみてほしい。

・落としきれないミライドン

・鉢巻炎テラスコライドンが受からない

・鉢巻水テラス連撃ウーラオスが受からない

・結局チョッキランドロスは冷凍ビームを耐えてくる

・微妙に確2が取れないキョジオーン

 

2. ママンボウ 特性 : 再生力

 テラスタイプ : ドラゴン

 持ち物 : ゴツゴツメット

 実値 : 241-95-145-x-97-63

 努力値 : 4-0-252↑-0-252-0↓(S個体値0) (冷静)

 技 : クイックターン / 願い事 / 守る / スキルスワップ

 

 上記基盤に基づきクイックターン、願い事、守るを採用し、構築がグライオンに弱いため、技構成の最後の1枠としてスキルスワップを採用した。

 テラスタイプは、唐突に飛んでくる電気テラバーストを守るを絡めてケアできるよう、電気技を半減以下に抑えられるドラゴン、草、地面を検討した。

 ドラゴン … 草、炎を半減できるため、竈オーガポンと対面しても一回誤魔化せる

 草 … キノガッサの胞子をケアしながらクイックターンで襷を割れる

 地面 … 電気無効のため、テラバーストのケアだけでなく、ミライドンのボルトチェンジによるサイクルを切りながら動くことができる

 最終的に、竃オーガポン入りの構築に対する選出がルナアーラ+カイリュー@1に限定されやすかったため、ママンボウのテラスタイプをドラゴンとすることで選出の幅を確保した。

 

3. ミミッキュ 特性 : 化けの皮

 テラスタイプ : ノーマル

 持ち物 : 命の珠

 実値 : 149-148-121-x-125-116

 努力値 : 148-196↑-164-0↓-0-0(意地っ張り)

 技 : じゃれつく / 影打ち / 呪い / 守る

 調整自体はS20と共通し、以下の構築記事から引用させていただきました。

kira876.hatenablog.com

 耐久調整ラインは、珠ダメを最小割合とするためのHP149かつ、

 ・パンチグローブ水テラス連撃ウーラオスの水流連打を耐える

 ・化けの皮がはがれた状態で意地パオジアンの氷柱落とし+珠ダメをほぼ耐える

 ことが意識された調整となっている。

 特に、対パオジアンの観点で神がかりな調整となっていて、複数シーズンにわたって非常に重宝している。

 HP ダメージ 対パオジアン
 131  化けの皮が剥がれた時のHP   
 117  珠ダメ1回 意地パオジアンの氷柱落としを乱数2/16切りで耐え
    意地剣舞パオジアンの氷の礫を確定耐え
    陽気パオジアンの珠不意打ちを最高乱数切りで耐え
 103   珠ダメ2回 意地パオジアンの不意打ちを確定耐え
  89  珠ダメ3回 陽気パオジアンの不意打ちを最高乱数切りで耐え

 

 技については、あまり採用されていない「守る」を採用した。

 本構築では、禁伝+ママンボウのサイクルで数的有利を取りながらミミッキュの呪い+ママンボウで詰める動きをするパターンが多いため、数的有利を取った後の呪いの効果ターンを増やすために効果的だった。

 また、拘り持ちが透けた相手、トリックで拘りアイテムを渡された相手の行動を一度見れる点や、相手のコライドン、ミライドン、カイオーガの天候、フィールドのターン管理をこちらからずらしていける点で重宝した。

 

4. ガチグマ 特性 : 根性

 テラスタイプ : 炎

 持ち物 : 突撃チョッキ

 実値 : 217-188-126-x-120(チョッキ:180)-92

 努力値 : 92-84↑-4-0↓-156-172

 技 : 地震 / サンダーダイブ / 雪雪崩 / ヘビーボンバー

 

 ミライドンと黒バドレックスをちゃんと受けれる強いポケモンとして採用した。また、黒バドレックスの草技を確実に受ける選択肢を残すため、テラスタイプは炎とした。

 チョッキガチグマの努力値調整について、S18〜21で先人の知恵が多くあり、例えば、下記の調整が挙げられていた。

    テラスタイプ H A B D S 性格
 S18     30位   フェアリー  12  252   52   172   20   意地っ張り
 S18     87位   炎  108   92  4  156   148   意地っ張り
 S18   268位   フェアリー  124   124  4  252   4   意地っ張り 
 S19   203位   電気  12  84  4  236   172   意地っ張り 
 S20     50位   炎  92  84  4  156   172   意地っ張り 

 (申し訳ございませんが、全件の構築記事の添付は省略させていただきます。)

 これらの知恵に基づいて検討し、本構築におけるガチグマの調整は、以下の構築記事から引用させていただきました。

popopopon-cho.hatenablog.com

 この耐久ラインを持つことで、役割対象である禁止伝説級のポケモンや赫月ガチグマ、ハバタクカミに対して十分以上の耐久を発揮してくれた。乱数以下で耐えうる耐久ラインとしては、以下の通り。

相手 条件

C252

性格補正なし

 

C252

性格補正1.1倍

 
ミライドン EF下 流星群 102~121 47.0~55.8% 111~132

51.2~60.8%

(2耐え)

  EF下 テラバースト(抜群) 126~150 58.1~69.1% 138~164 63.6~75.6%
黒バドレックス (+1) サイコキネシス 93~109 42.9~50.2% 102~120 47.0~55.3%
  フェアリーテラス ドレインキッス 34~42 15.7~19.4% 45~54 20.7~24.9%
  フェアリーテラス (+1) ドレインキッス 51~61 23.5~28.1% 67~81 30.9~37.3%
    リーフストーム 118~140 54.4~64.5% 130~154 59.9~71.0%
    草結び 110~130 50.7~59.9% 120~142 55.3~65.4%
    ギガドレイン 68~82 31.3~37.8% 76~90 35.0~41.5%
  草テラス or (+1) リーフストーム 178~210 82.0~96.8% 194~230 89.4~106.0%
  草テラス or (+1) 草結び 164~194 75.6~89.4% 180~212 82.9~97.7%
  草テラス or (+1) ギガドレイン 102~122 47.0~56.2% 112~134 51.6~61.8%
 

草テラス

(+1)

ギガドレイン 152~182 70.0~83.9% 168~200 77.4~92.2%
赫月ガチグマ   ブラッドムーン     91~108 41.9~49.8%
   

ハイパーボイス

大地の力

    58~70 26.7~32.3%
  ノーマルテラス ブラッドムーン     122~144 56.2~66.4%
    ハイパーボイス     78~94 35.9~43.3%
  (+1) ブラッドムーン     135~160 62.2~73.7%
  (+1)

ハイパーボイス

大地の力

    87~103 40.1~47.5%
  ノーマルテラス (x1.2) ブラッドムーン     146~172 67.3~79.3%
  ノーマルテラス (x1.2) ハイパーボイス     94~112 43.3~51.6%
 

ノーマルテラス

(+1)

ブラッドムーン     180~214 83.9~98.6%
 

ノーマルテラス

(+1)

ハイパーボイス     116~138 53.5~63.6%
ハバタクカミ   ムーンフォース 57~67 26.3~30.9% 61~73 28.1~33.6%
  フェアリーテラス ムーンフォース 76~90 35.0~41.5% 82~98 37.8~45.2%
  (+1) ムーンフォース 84~100 38.7~46.1% 93~109 42.9~50.2%
  フェアリーテラス (+1) ムーンフォース 112~134 51.6~61.8% 124~146 57.1~67.3%

 更に、上記役割対象を鑑みて、フェアリーテラス後の黒バドレックス、ハバタクカミへの打点となるヘビーボンバー、赫月ガチグマへの最大打点となる雪雪崩を採用した。

 特に、雪雪崩は赫月ガチグマだけでなく、霊獣ランドロスやカイリューへの打点としても有効であった。

 

(補足)ミミッキュとガチグマを並べることでトリルミミッキュ+ガチグマの型誤認を誘ったつもりだが、効果があったかどうかは分からない。

 

5. カイリュー 特性 : マルチスケイル

 テラスタイプ : ノーマル

 持ち物 : 拘り鉢巻

 実値 : 189-204(鉢巻 : 306)-116-x-121-108

 努力値 : 180-252↑-4-0↓-4-60

 技 : 逆鱗 / 神速 / 空元気 / 地震

 ルナアーラ+ママンボウの組み合わせと相性が良すぎるため、採用した。

・スカーフルナアーラの圧で相手のゴーストタイプにテラスタルを吐かせれば、神速が一貫する。

・ファントムガードを活かすためのママンボウの願い事でついでにマルチスケイルが回復できる。

・ルナアーラ+ママンボウで苦しいカイオーガ、竃オーガポンに対して強く出れる。

 と、とにかく相性がいい。

 技構成は、普通の鉢巻カイリューとした。

 

6. Gヤドキング 特性 : 再生力

 テラスタイプ : 飛行

 持ち物 : 隠密マント

 実値 : 201-x-137-131-131-58

 努力値 : 244-0↓-196↑-4-4-60

 技 : ヘドロ爆弾 / サイコノイズ / 怠ける / 寒いギャグ

 対キョジオーンの秘密兵器として採用。

 隠密マントで塩漬けの追加効果を無効化し、サイコノイズで身代わりの有無によらず相手の自己再生を打たせないようにすることができる。そのため、S4振り、S12振り程度のキョジオーンを抜けるように素早さに努力値を割いた。

 また、地割れを避けれるようにテラスタイプは飛行としたが、テラスタルを切る機会はほとんどなかった。

 他には、毒菱を回収できる、追加効果を受けない等を活かして、ホウオウ軸やムゲンダイナ軸で登板し、ママンボウとともにHP管理を行う役割を持っていた。

 

【後書き】

 SV最高順位の更新、S1を除いた最高レートの更新、とかなり勝てたシーズンだったと思う。勝因は軸となる基盤の言語化ができたことだと思う。

 一方、ランクマだからこそ試行回数を重ねればOKという割切りをしていたため、そこは反省点と思う。

 結構カスタマイズ性も高く、安定した勝率を確保出来る基盤、構築のため、ここまで読んでくれた方は一度使ってみてください。

 感想、コメント、また、Xでのいいね、リポストもお待ちしております!

 ここまで読んでいただきありがとうございました!!

 

【Spetial Thanks!】

 最後に、最終日のランクマを応援してくれたちゃんつーおさん、Brunchさん、

 日々ご協力いただいている嫁様、ありがとうございました!!