kyoto_kyonkyonの日記

きょんきょん(@kyoto_kyonkyon, @Poke_kyonkyon4)です。構築記事など挙げていければいいかなと思っています。

【S33 最終194位】「壁ゼルネ偽装」ゼルネホウオウ【最終R1921】

GSルール7ヶ月目にして、GSルール初月の順位を超えてついに自己ベストを更新することができました!!記事を参考に先人たちの知恵を借りながらも独自の構築を作ることができたと思っているので、よければ読んでいってください!!

Twitterのフォロー、記事の感想、RTなどもよければよろしくお願いいたします!

 

目次

 最終成績

 最終使用パーティ

 構築概要説明

 構築経緯

 個体解説

  ゼルネアス (エース)

  ホウオウ  (選出率1位)

  ナットレイ (安定)

  レジエレキ (いつもの)

  Gヒヒダルマ (MVP)

  メタモン  (襷)

 立ち回り

 後語り

 

【最終成績】

 TN : K.kyon (きょんきょんの方は宇宙)

 最終順位 : 194位 (自己ベスト更新!!)

 最終レート : 1921

 

【最終使用構築】

【構築概要説明】

 壁レジエレキ+CSゼルネアス展開を偽装して、単体で起動できる珠物理レジエレキ+HBゼルネアスで戦う構築。一方で、ゼルネアスがザシアンと対面すると何もできない+ゼルネアス展開後のメタモンを対策できるようにスカーフホウオウとヨプナットレイを組み込んだ。加えて、拘りスカーフがヒヒダルマメタモンの並びに取られているように見えるので、相手視点でホウオウのスカーフも盲点となる。

 (参考 : 前期のホウオウのスカーフ採用率→4.4%)

     前期のヒヒダルマの鉢巻採用率→3.2%

(相手視点イメージ)

 また、本構築の肝で、200位以内まで引き上げてくれたMVPは最後に採用されたDS鉢巻ヒヒダルマ。主流のサイクル構築であるホウオウ黒バド構築を相手にすると、黒バドが襷、スカーフを活かして上から高火力を押し付けてくるため、従来のスカーフヒヒダルマでは不安定であったが、Dに厚くふることで、相手のアストラルビットを耐えることができ、また、残りのポケモンのSは基本的にヒヒダルマより遅いので、安定した高火力で数的有利をとることができた。

 

【構築経緯】

 シーズン29 1位のシグマさんの記事を読んで、採用されていたHBゼルネアスに対して感動したので、これをベースに自分でも組んでみたいと思い、HBゼルネアスを軸に構築を考え始めた。

参考記事1: シーズン29 1位 シグマさん 革命雷鳴ゼルネアス

(https://shigumaaa.hatenablog.com/entry/2022/05/01/201247)

 まず、一般的なCSゼルネアスについて、相性が良いポケモンは、ザシアンに後出しから勝てるポケモン、ゼルネアスの展開をサポートする壁役の2種類が挙げられる。次に、HBゼルネアスを通す構築について考えると、HBゼルネアスはザシアンの後出しには勝てるが、ジオコントロールを積む前にザシアンと対面すると当然勝てない。そのため、やはりザシアンに後出しから勝てるポケモンは相性が良い。この観点でHBゼルネアス軸の構築記事を読み漁ったところ、新たに以下の2つの記事に到達した。

参考記事2 : シーズン30 81位 ヨゾラさん 安定行動誘導型ゼルネアスホウオウ

(https://yozora-pkm.hatenablog.com/entry/2022/06/02/171429)

参考記事3 : シーズン31 89位 えるさん 対面寄りゼルネホウオウ

(https://ellery-73.hatenablog.com/entry/2022/07/03/013933)

 スカーフホウオウをゼルネアスの裏に控えさせることで、ある程度安定した行動ができるという内容が記載されており、かなり手に馴染みやすそうだったので、スカーフホウオウを採用した。

 また、

  1. 記事1でヨプナットレイが採用されている。
  2. 自身もシーズン26で採用していたため、ヨプナットレイがザシアン対策に有効であることを知っている。

   (https://kyoto-kyonkyon.hatenablog.com/entry/2022/02/01/200601)

  1. ホウオウとナットレイの相性が良い。
  2. メタモンにコピーされたHBゼルネアスはナットレイに打点がない

の4つの観点でヨプナットレイを採用した。

 次に、CSゼルネアスと相性が良いポケモンとして挙げた後者の壁役ポケモンとしては、クレッフィ、オーロンゲ、レジエレキ等が挙げられるが、HBゼルネアスであれば、積極的に壁役を採用する必要はなさそうだと感じた。一方で、壁役と偽装でき、かつ、火力のあるポケモンを採用すると、型の誤認を誘うことで通したい動きをより強く通すことができるため、珠物理型のレジエレキを採用した。珠物理レジエレキを採用するメリットは、型の誤認を誘う以外に以下の3点のメリットがある。

    1.  主流と異なる型を採用しても構築のパワーが落ちない。

 2.  HBゼルネアスと珠レジエレキが独立して火力を生み出せる。

 3.  レジエレキ+ゼルネアスが呼ぶラッキーハピナスをレジエレキが轢き殺せる。

 次に、5体目のポケモンには、ゼルネアス、もしくは他のポケモンを展開した後の処理役として、確実に対面の1体に対して強く出れる襷メタモンを採用した。対ザシアン、黒バド等に対して重宝した。

 ここまでの5体だと、ホウオウを軸としたサイクルに弱く、ポケリーグでくろこさんがホウオウ黒バドで優勝したこともあり、ホウオウ黒バド構築が増えたこともあり、ホウオウ黒バド構築に対して、有効に出ることのできるポケモンを採用する必要があった。

ホウオウ黒バド構築に同時に採用されやすいポケモンとして、ランドロスナットレイ、また、それ以外のホウオウ軸に同時に採用されやすいムゲンダイナ等をまとめて相手できるポケモンとして、DS鉢巻ガラルヒヒダルマを最後に採用した。最終的に、偶然にも、ヒヒダルマ+メタモンの並びがスカーフ+襷を意識させるため、ホウオウのスカーフのカモフラージュにもなった。

 

【個体紹介】

ゼルネアス 特性 : フェアリーオーラ

持ち物 : パワフルハーブ

実数値 : 233-x-151-153-119-127

努力値 : 252-0↓-180↑-12-4-60 (性格 : 図太い)

技構成 : ムーンフォース/ラスターカノン/ドレインキッス/ジオコントロール

 本構築のエース。対処を間違えれば、軽く2~3体は持っていけるので勝ち試合の多くで機能した。元としたシグマさんのゼルネアスは、Bを厚くふった調整がなされていた(H180B252) が、本構築ではHを厚くする型で採用した。調整意図は以下の通りである。

→HB調整

・Hを厚くすることで、メタモンムーンフォースを2耐えする。

ナットレイのジャイロボールでコピーされたメタモンに155ダメージが入る調整。

・ダイスチル後にA特化ザシアンの巨獣斬+電光石火を最高乱数切りで耐える。

→S調整

 ・ジオコントロール後に準速レジエレキを抜ける。

 

ホウオウ 特性 : 再生力

持ち物 : 拘りスカーフ

実数値 : 181-182-110-x-175-156

努力値 : 0-252-0-0↓-4-252↑ (性格 : 陽気)

技構成 : 聖なる炎/ブレイブバード/地震/フレアドライブ

 本構築の選出率1位のポケモン。ザシアンがほぼほぼ必ず選出されるので、安定して勝てるポケモンとして必然的に選出された。また、聖なる炎は火傷の追加効果があるため、ザシアンが交代することも考えると安定して打てる技であるが、一撃でザシアンを倒すことはできないため、奇襲性能の高いフレアドライブを併用する(採用率圏外)ことで、よりザシアンへの遂行力を上げた。

・聖炎、フレアドライブ比較

  聖なる炎 フレアドライブ
ASザシアン 91.0~109.0% (50%乱1) 111.4~130.5% (確1)
H252ザシアン 76.4~91.5% 93.5~109.5% (56.3%乱1)

 

ナットレイ 特性 : 鉄の刺

持ち物 : ヨプの実

実数値 : 181-138-169-x-142-22(最遅)

努力値 : 252-188-20↑-x-44-0↓ (性格 : 呑気)

技構成 : ジャイロボール/パワーウィップ/宿木の種/撒菱

 役割対象のザシアン、ゼルネアスへの遂行力を上げるために、火力偏重の調整を行い、ヨプのみを持ってインファイトやジオコントロール後の気合球を耐えられる型とした。せっかくAに振ったので、ゼルネアスホウオウで重めのカイオーガへの打点となるパワーウィップを採用した。また、このナットレイの技の最後の一枠には撒菱を採用した。ステルスロックのダメージが多く入り、撒菱のダメージが入らない浮いているポケモンに対しては、レジエレキ、ヒヒダルマが強く、ゼルネアスもイベルタルランドロスに強いため、サイクル中で削っておきたいザシアンやナットレイなどの鋼タイプに対しての火力がより高い撒菱の採用に至った。

調整意図

→H252D44

  C12ゼルネアス(自分のゼルネアス)のC+2ムーンフォースが確3になり、後出しが可能。

C特化ゼルネアス ダイフェアリー(130) +2 76.2~89.5%
  ムーンフォース +2 55.2~65.2%
  きあいだま +2 70.7~83.4%
C12ゼルネアス ムーンフォース +2 42.0~49.7% (後出し可)

→A188

 自分のゼルネアスをメタモンにコピーされた時に155ダメージ確定。

 CSゼルネアスが確定1発 (A172振り)。

 一応AS陽気ザシアン相手に、巨獣インファを耐えてジャイロボールで倒せるが、Hに振られていると、3回鉄のトゲor撒菱を踏ませる必要がある。

自分のゼルネアス ジャイロボール(150) 156~186 (メタモン確1)
B4ゼルネアス ジャイロボール(150) 101.5~119.4%
B4カイオーガ パワーウィップ 96.0~114.3% (75%乱1)
B特化カイオーガ パワーウィップ

58.0~69.6%

H252ザシアン ジャイロボール (150) 43.7~51.8%
H252ザシアン (-1) ジャイロボール (150) 65.3~77.4%

→B20

 Bに68振ると、意地ザシアンの巨獣+インファイトを確定耐えするが、ホウオウがいることもあり、若干甘え、HAD振りの残りを振ったのみとした。

A特化ザシアン (+1) 巨獣斬 33.7~39.8%
  インファイト 54.1~64.1%

レジエレキ 特性 : トランジスタ

持ち物 : 命の珠

実数値 : 155-167-70-x-71-252

努力値 : 0-252↑-0-0↓-4-252 (性格 : 意地っ張り)

技構成 : ワイルドボルト/リフレクター/ダメ押し/大爆発

https://kyoto-kyonkyon.hatenablog.com/entry/2022/03/01/190652

https://kyoto-kyonkyon.hatenablog.com/entry/2022/08/12/153631

で紹介した型と同じ珠物理レジエレキを採用した。

紹介し尽くしているので今回新たに言及する点はなし。

 

Gヒヒダルマ 特性 : 五里霧

持ち物 : 拘り鉢巻

実数値 : 181-164-76-x-106-158

努力値 : 4-28-4-0↓-244-228↑

技構成 : 氷柱落とし/フレアドライブ/岩雪崩/鬱憤ばらし

 本構築のMVP。ホウオウ黒バドレックスやホウオウムゲンダイナを軸としたパーティに一貫する火力と耐久を両立させるため、DS鉢巻という型に至り、また、これらのポケモン四倍弱点をつける岩雪崩と鬱憤ばらしを採用した。

 ASチョッキとは、ダイマ時の火力と鉢巻の火力の比較の天秤になるが、対ホウオウを意識したときに命中80ストーンエッジではなく比較的命中の安定する岩雪崩で十分な火力が出せる鉢巻を選択した。

調整意図

→D244

 控えめ黒バドレックスのアストラルビット耐え調整。同時に、控えめムゲンダイナの火炎放射やサンダーの熱風を耐えるので、偉い。

C特化黒バドレックス アストラルビット 84.5~99.4%
C特化ムゲンダイナ 火炎放射 76.2~90.6%
臆病C252サンダー 熱風 66.3~78.5%
  ダイバーン (130) 90.6~107.2%
  ダイジェット (140) 72.9~86.2%
臆病C252珠サンダー 熱風 86.2~102.2%
  ダイバーン (130) 117.7~139.2%
  ダイジェット (140) 95.0~112.2%

→S228

役割対象となるポケモンのうちホウオウやランドロスを意識して、最速91族(157)抜きまでSを調整した。

→A28

 残りを振っただけだが、参考にダメージ計算を記載しておく。

 

ランド抜き残りHBダイナ 氷柱落とし 94.7~111.7%
B4ホウオウ 岩雪崩 207.7~245.3%
  ダイロック 161.3~190.1%
B特化ホウオウ 岩雪崩 127.7~150.2%
  ダイロック 97.7~116.4%
B特化ヌオー 氷柱落とし 58.4~69.8%
B特化ポリゴン2 氷柱落とし 39.6~46.9%

 

 

メタモン 特性 : 変わり者

持ち物 : 気合の襷

技構成 : 変身

 相手のポケモン1体を確実に倒せるポケモンとして採用した。

 

【立ち回り】

・ゼルネアス展開の可否判断

 相手の構築に日食ネクロズマディアルガカイオーガ、ホウオウ、ナットレイ、ラッキー、ハピナスがいない場合(ザシアン、テッカグヤは問題なし)、先発のゼルネアス展開が安定する。基本的にジオコントロールからダイマックスを切り、BCDSを上げながらドレインキッスを絡めれば相手は壊滅する。

 一般的にゼルネアスに強いポケモンとしてザシアンが挙げられ、当然採用されているパーティも多かったが、ゼルネアスが削られなければザシアンの後出しは通用しない。ゼルネアスがザシアンと対面したら、ホウオウやナットレイに引いてザシアンを削っていけば基本的に大丈夫なので、ザシアンはゼルネアス展開の支障にはならなかった。

 

 今期頻繁に対面したことで特に意識した構築のザシアン黒バド、ホウオウ黒バドへの対応を参考程度に記載する。

・対ザシアン黒バド

 まずは、今期死ぬほど当たったシーズン30 1位 サックーさんの構築をベースに対処を考えた。(参考記事4 : https://sakku-poke.hatenablog.com/entry/2022/06/01/205600)

 この構築にはゼルネアス/ホウオウ/メタモンの選出で対策した。ゼルネアスを積極的に展開させていき、初手がザシアンならホウオウに引いて立ち回る。ザシアンを倒し切れば、ゼルネアスが、ガオガエンに負荷がかかれば、メタモンで黒バドをコピーして押し切れる。

 この派生形として、メタモンが入っている構築の場合、ホウオウでコピーゼルネアスに勝てなくはないが、ナットレイを選出する方が安定する場合が多いので、ゼルネアスホウオウナットレイの選出にすることが多かった。

 

・対ホウオウ黒バドorホウオウダイナ

 基本選出はGヒヒダルマ+ホウオウ+メタモンヒヒダルマが一貫するのが本当に偉い。前期はその枠にカメックスが入っていたので、結局裏にいるナットレイに切り返されて全く勝てない構築だったが、ヒヒダルマを入れたことで安定して戦えるようになった。

 まず、黒バドレックスは基本的に襷かスカーフを持っているので、基本的にヒヒダルマに突っ込んでくる。しかも、ヒヒダルマと黒バドレックスの両方がスカーフだと基本的に突っ込まれ損なので、いっそ耐久にふったヒヒダルマでやり返す方が強く戦えると感じた。また、これらの構築は基本的に黒バド、ムゲンダイナ以外にヒヒダルマより速いポケモンがいないため、確実に1,2体倒して楽に勝てるのが偉かった。

 加えて、鉢巻を持つとザシアンに何もできないということで、禁伝環境下でヒヒダルマ鉢巻採用率はかなり低く、ノーマークだったこともあり、想定外の火力を押しつけられる点が強かった。例えば、ASホウオウであれば、ダイマを切られても岩雪崩で確1を取ることができ、ランド抜き程度のSのHBムゲンダイナに上からコスモパワーを積まれても、氷柱落としを連打するだけで再生が間に合わなくなる。

 

【後語り】

 構築記事を読むことの大事さが身に染みてわかった。自分にあった構築、対策すべき構築を把握した結果が出せたように思う。来期以降も頑張っていきたいと思います。

 また、聖なる炎をはずしても家の中で叫ばないことを来期の目標にしたいと思います。

 最後まで読んでくださってありがとうございました。よければ、感想、RTなどよろしくお願いいたします!!

 

ジェネ8備忘録 (祝3位!!!!!!)

目次

・Generations×8 (ジェネ8) 大会概要、御礼

・使用構築

・構築の構想

・勝敗

・各世代の感想(事後)

・3決備忘録

  アーカイブの案内

  選出

  対ラグラージ

  ゼルネアス展開

・個体紹介

  ゼルネアス (gen6)

  レジエレキ (gen8)

  ホルード    (gen6)

  Gヒヒダルマ  (gen8)

  クレベース (gen6)

  アーマーガア  (gen8)

・総評

・チームメンバーの構築紹介

  先鋒 touhuさん (@hiyayakko1023)

  中堅 naoさん (@nao033187041)

 

・Generations×8 (ジェネ8) 大会概要、御礼

 ジェネ8とは? → 先鋒、中堅、大将の3人でチームを組んで戦う仲間大会

 ルール

 ・先鋒はシリーズ9の冠ルール

 ・中堅はシリーズ10のダイマ無し伝説ありルール

 ・大将はシリーズ11の竜王戦ルール

 ・各参加者はチーム内で被りのないように2つの世代を選び、選択した世代から2体以上のポケモンを選んで6体のパーティを作る。

  (例)先鋒 : 5 霊ランドロス/霊ボルトロス/フリージオ

        7 ミミッキュ/テッカグヤ/ウツロイド

     中堅 : 2 バンギラス/ハガネール/ヌオー/マリルリ

        3 カイオーガ/オニゴーリ

     大将 : 6 ゼルネアス/クレベース/ホルード

        8 Gヒヒダルマ/レジエレキ/アーマーガア

   (リージョンフォームは初出世代にカウントする。)  

 ガーダシルさん(@ybsun0224)をはじめとした、開催してくださった運営の皆様、チームを組んでくださったnaoさん、touhuさん、対戦相手の皆様、ありがとうございました!!!!おかげさまで大会を楽しむことができました!!!!

 

・使用構築

 

・HBゼルネアス×物理アタッカーレジエレキの構想

 S29シグマさんのゼルネアス

(https://shigumaaa.hatenablog.com/entry/2022/05/01/201247)

をレジエレキと共に採用することで、

ポケモンの力を存分に発揮させつつ、相手の想定していない以下の3つの勝ち筋を用意できる構築とした。

・CSゼルネアスと誤認させながら対面性能の高いHBゼルネアスを通す。

・ゼルネアスと同居することで、サポート型に見せたレジエレキをアタッカーとして通す。

・通常のレジエレキゼルネアス軸に強い特殊受けを物理レジエレキでぶっ倒す。

 

・勝敗

 

個人 : 4-2

2回戦 × グラードン軸  3+5 (チーム : 2-1)

      選出 : ホルード/ゼルネアス/Gヒヒダルマ

3回戦 ○ ホウオウ軸    2+5 (チーム : 2-1)

      選出 : Gヒヒダルマ / レジエレキ / アーマーガア

4回戦 × ホウオウ軸     2+5 (チーム : 2-1)

     選出 : Gヒヒダルマ / クレベース / レジエレキ

5回戦 ○ ミュウツー軸 1+2 (チーム : 2-1)

     選出 : Gヒヒダルマ / クレベース / レジエレキ

準決勝  ○ ミュウツー軸 1+2 (チーム : 1-2)

     選出 : Gヒヒダルマ / クレベース / レジエレキ

3決   ○ 黒馬バド軸    3+8 (チーム : 3-0)

    選出 : 後述

チームの仲間に救われながら3位という好成績に至りました!!

 

・各世代の感想(事後)

1世代 ... メタモンとラッキーがゼルネアス意識で出てくるため、レジエレキが刺さった。

2世代 ... 中堅ルールがランクマでザシアン一強だったこともあり、ヌオーの使える2世代が中堅に集中すると予想していたため、対策が甘かった。特に、ホウオウ軸への対策が甘く、最後の最後にホルードから岩石封じを抜いたのが裏目となったように感じた。

3世代 ... 初戦でいきなり想定外のトリルグラードンに奇襲された。

4世代 ... 当たらず

5世代 ... ランドロスナットレイがおり、禁伝とも張り合える性能を持つポケモンが多く、5+Xの構成は事前考察の段階である程度対策ができていたつもりだった。一方で、2+5のサイクル構築は話題に上がっていたが、それなら中堅に行くだろうという甘い読みで対策を甘めにしたのが裏目に出た。

6世代 ... 当たらず

7世代 ... 当たらず。先鋒で活躍するポケモンが多かったため、先鋒に集中していた気がする。

8世代 ... 中堅がザシアンを使うか、ザシアンをメタるかの関係にあるため、ザシアンをメタる構築が中堅で採用された時に大将で8世代が使用されると事前に予想していた。特に、1+8、5+8の汎用性の高い構築を中心に考察していたが、実際には3決の3+8以外当たらなかった。

 

・3決備忘録

配信していただき、アーカイブも残っているということで、簡単に当時の備忘録を残そうと思う。

アーカイブ

www.youtube.com

 

 

選出

 解説の方もおっしゃっていたように、ぱっと見ゼルネアス受けがいなかったため、ゼルネアスを軸とした選出をした。また、初手のラグラージからのステロ展開に対して、ラグラージへ削りを初手から入れていくためクイックターンによる対面操作を防ぐ為、の二つの観点からゼルネアスを先発に採用した。特に、クイックターンで黒バドの有利対面を作ることが相手の最も強い勝ち筋と推測した。

 次に、先発黒バド、ウーラオス、オーロンゲ、ボーマンダに対してはゼルネアスが有利を取れる為、先発レジエレキのケアとして、裏にホルードを選出した。ホルードは黒バドの一貫も合わせて切ることができたため、良い選出に感じた。

 また、オーロンゲの選出から、電磁波展開や後攻の尻尾トリック等でゼルネアスを縛られた時に、黒バド、ボーマンダの展開を防ぐため、自慢の調整を施したガラルヒヒダルマを選出した。(調整は後述)

 後述の調整を見ていただけるとわかるように、ゼルネアスの通りが良いのに加え、黒バドをかなり意識した調整、技構成のポケモンを多く採用していたため、3決ではかなり構築相性が出てしまったように思った。(前期までに使用していたザシアン、黒バド、オーガをかなり意識したランクマ構築から流用したポケモンが多かったため、結果的にこうなってしまった。)

 

ラグラージ

 予想通り、初手でゼルネアスとラグラージの対面ができたため、予定通りムーンフォース、あくびを撃ち合う展開を作れた。

 次のターンはほぼ確実にステルスロックが飛んでくるターンだったので、以下の3種類の選択肢があった。

1. 強気にダイフェアリーでラグラージを落として、ステロを撒かせず、数的有利をとる。

(メリット) ホルードの襷を残せる。

(デメリット) 先にダイマを切ってしまうと、黒バドレックスの型次第では打ち負ける。

      ダイサイコとホルード交換の択が生じる。

      連撃ウーラオスが裏に控えていると、ホルード、Gヒヒダルマでは勝てない。

2. ホルードに交換し、ステロが撒かれる前に襷持ちを着地させ、強気にダイアースを打つ。

 (ダメ計 : 意地A特化力持ちホルード ダイアース130 → HB特化ラグラージ : 53.6~63.8%)

(メリット) 襷持ちを場に残したまま戦える。

(デメリット) 自信過剰ボーマンダが裏からダイジェットをしてくる展開がありうる。

      連撃ウーラオスが死に出しで出てくると、ホルードの襷を残した意味がない。

3. Gヒヒダルマに交換して氷柱落とし。

(メリット) 怯み+急所の30.75%を引ければ勝ち

     怯まなくても、ホルードヒヒダルマを交代し続けることで、ステロでどちらかが落ちた後にゼルネアスを安定して展開することができる。

     氷柱が外れると、ヒヒダルマを眠らせた後にあくびのこなさそうなターンにゼルネアスを展開できる。

(デメリット) ラグラージが削りきれない。

      (ダメ計 : 陽気A28ヒヒダルマ 氷柱落とし→ HB特化ラグラージ : 36.7~43.5%)

                     (ダメ計 : 陽気A252ヒヒダルマ 氷柱落とし→ HB特化ラグラージ : 43.5~51.2%)

      あくびが入ると、ホルード交換に合わせてクイックターンを打つ択が生じる。

 

相手のパーティに一撃ウーラオスへの受け先がいなかったことから、一撃ウーラオスに対して有利に戦える連撃ウーラオスが採用されていると予測し、黒バド+連撃ウーラオスの選出に対して戦える3を選択した。

(結果的に、一撃ウーラオスが採用されていたため、結果論としてホルード展開が正解だったが...)

 

ゼルネアス展開

 ゼルネアスの交代時の地震の被ダメージが54で残りHPが150であったことから、ラグラージのあくび→ダイウォールから最長眠りを引いた時に、ダイアース→ダイアース→地震耐えると判断した。

 また、ダイウォールから黒バドに即引きされた場合でも、HBに厚く振っておいたため(調整は後述)、スカーフ黒バドのサイコショック、襷悪巧みからのサイコショックを両方加味しても、最長眠り以外は急所を引かなければ問題なしと判断し、ジオコントロールから展開した。

(後々ダメ計すると、最長眠りでも乱数っぽい?)

 結果はアーカイブの動画通りであった。

(補足)

地震の被ダメ54、ダイアースの被ダメ71として、

HP300→ダイアース229→ダイアース158→(ダイマが切れて)79→地震25→確定起き

控えめC252黒バド サイコショック→ ゼルネアス : 72~85 30.9~36.5%

控えめC252黒バド アストラルビット → D+2ゼルネアス : 67~81 28.8~34.8%

臆病C252 C+2 黒バド サイコショック → ゼルネアス : 130~154 55.8~66.1%

臆病C252 C+2 黒バド アストラルビット → ゼルネアス : 124~147 53.2~63.1%

 

個体詳細

ゼルネアス 特性 : フェアリーオーラ

持ち物 : パワフルハーブ

実数値 : 233-x-152-154-119-125

努力値 : 252-0↓-188↑-20-4-44 (性格 : 図太い)

技構成 : ムーンフォース/ラスターカノン/ドレインキッス/ジオコントロール

 

元としたシグマさんのゼルネアスは、Bを厚くふって、Hを落としていた調整がなされていたが、本構築では以下の理由で、メタモン対策としてHを厚くする型で採用した。

・Hを厚くすることで、メタモンムーンフォースを2耐えする。

・Bを下げることで、レジエレキの物理ダイサンダーでHP155を削り切れる。

上記の理由を踏まえ、襷メタモンを意識して、ジオコン後の素早さがレジエレキより低くなるようにS実数値を125に合わせた。

 

レジエレキ 特性 : トランジスタ

持ち物 : 命の珠

実数値 : 155-167-70-108-71-252

努力値 : 0-252↑-0-0↓-4-252 (性格 : いじっぱり)

技構成 : ワイルドボルト/ ボルトチェンジ / ダメおし / 大爆発

 

 レジエレキゼルネアスに対して選出されやすいラッキーハピナスを倒せることができるように、物理型を採用した。ゼルネアスとセットでアタッカーレジエレキを採用するならば、物理型が強く通せると感じた。カイオーガを意識したHDナットレイの安易な受け出しを許さない程度の火力があるのが強みである。

 まず、物理ダイサンダーはHPが1/8削れたH252ザシアンをワンパンできる火力を持つ。これを活かした型として、ボルトチェンジを採用し、ボルトチェンジで少し削ってからダイサンダーの動きができるようにした。

 ダメおしは、黒バドレックスに対して打つ用に採用。また、今回の大会では活きなかったが、ダイアークで相手のDを下げることで、ゼルネアスの通りをよくする働きもあった。

 大爆発は呼ぶ地面を雑に削る、ダイアタックでゼルネアスを通す道を作るなどあらゆる面で活躍した。特に、ホウオウランドロスのサイクルに対して、レジエレキに出てきたランドロスを大爆発でヒヒダルマの岩雪崩圏まで持っていった試合で最も活躍したように思う。

 生放送の場で、起点型だと思われていたであろうレジエレキが殴っていく展開で解説、視聴者を沸かせようと思ったが、ラグラージが重すぎたため選出ができなかったのが心残り。

 

ホルード 特性 : 力持ち

持ち物 : 気合の襷

実数値 : 161-118-97-x-97-130

努力値 : 4-252↑-0-0↓-0-252 (性格 : いじっぱり)

技構成 : 地震 / 炎のパンチ / イカサマ / まきびし

 

 まきびしを打つことで(ステロではダメ)、H振りザシアンをレジエレキのダイサンダー圏に入れることのできるポケモンであって、ザシアンを対面で処理できるポケモンとして採用した。

 また、レジエレキゼルネアスが全く刺さらない5世代に対して、襷を盾に強く動けるような技構成を採用した。特に、ランドロスに対して打てるイカサマ、ナットレイに対して打てる炎のパンチを採用した。

 一方で、まきびしが活きる場面がなく、大会開始1時間前に炎のパンチを入れるために岩石封じを抜いたことが、ホウオウ軸に対して完全に裏目になっていたため、地震/炎P/イカサマ/岩封のフルアタ構成が一番良かったように感じる。

 

Gヒヒダルマ 特性 : 五里霧

持ち物 : 拘りスカーフ

実数値 : 181-164-76-x-106-158

努力値 : 4-28-4-0↓-244-228↑ (性格 : 陽気)

技構成 : 氷柱落とし / フレアドライブ / 岩雪崩 / 鬱憤ばらし

 

 本構築の裏エースであり、大会を通しての選出率は100%。ヒヒダルマを抜けるスカーフポケモンがウーラオスを除けば(ウーラオスはゼルネアスでガン有利)特殊型が多いことに着目し、Dに厚くすることで、対面性能を極限まで上げた型である。Dを厚くするメリットは以下の通りである。

・控えめスカーフ黒バドのアストラルビットを耐えるので、鬱憤ばらしで倒せる。

・スカーフムゲンダイナの火炎放射の奇襲をしっかり耐える。

・岩雪崩を入れれば、カイオーガの潮吹きを耐えるため、怯みゲーに持ち込める。

 1ジェットランドを抜ける素早さを有するため、素早さが遅いポケモンには、落としても十分な火力と、受けポケに対しても氷柱落としで5分以上の有利な運ゲを仕掛けられるため、本大会でしっかり活躍してくれた。

 

クレベース 特性 : 頑丈

持ち物 : 弱点保険

実数値 : 202-185-205-x-66-29

努力値 : 252-252↑-4-0-0-0↓ (性格 : 勇敢)

技構成 : 雪雪崩 / 地震 / 自己再生 / ミラーコート

 

 高い物理耐久と弱点保険による火力、頑丈ミラーコートを活かして確実に1体を倒すために採用されたポケモン。相手のポケモンを減らすだけで、レジエレキ、ゼルネアス、ヒヒダルマの通りが良くなるため、非常に重宝した。実際、大会中でも二度ほど選出され、しっかり仕事をしてくれた。

 

アーマーガア 特性 : ミラーアーマー

持ち物 : ゴツゴツメット

実数値 : 205-108-171-x-106-88

努力値 : 252-4-244↑-0↓-4-4 (性格 : 腕白)

技構成 : 鉄壁 / ボディプレス / ブレイブバード / 羽休め

 

 ほぼ見せポケ。唯一、レジエレキゼルネアスが通りづらい5+8世代の構築にピンポイントで刺さるポケモンとして、ランド、ザシアン、ナットレイ系の構築に対して、ヒヒダルマの一貫が作れるように採用した。

 

・総評

 HBゼルネアス×物理アタッカーレジエレキは最強です。

 DSヒヒダルマ竜王戦ルールや、今の伝説2体ルールで死ぬほど活躍してるので(自分内で)最強です。

 本ルールで影が薄めの6世代の一般ポケモンをうまく使ってやれた点もよかったです!!!

 

・チームメンバーの構築紹介

 最後に、一緒に戦ったチームのメンバーから構築を紹介して良いと言っていただけたので、紹介させていただきます!!改めて、チームを組んでいただいたtouhuさん、naoさんありがとうございました!!!

 

先鋒 touhuさん (@hiyayakko1023)

 ウツロイドで起点を作成し、火力のあるボルトロスランドロス、詰め性能の高いテッカグヤフリージオミミッキュを組み合わせた5+7世代の対面構築です!ランクマでもそのまま通用しそうなパワーのあるポケモンが揃っている構築です。

 特に特徴的なのが、フリージオの採用です。5+7のミラーを意識して採用され、ランドナットレヒレカグヤ等に対して身代わりを絡めて強く戦える性能を持っています!

 3決では見事に悪巧みボルトロスの抜き性能を発揮していました!!!

 個人勝敗は同じく4勝2敗です!!

 

中堅 naoさん (@nao033187041)

 なんと言ってもオニゴーリ!!!!!ナットレイへの絶対零度は3決一番の盛り上がりポイントだったように思います!!!!

 カイオーガ、ヌオーの弱い草タイプにしっかりと刺さる草食滅びマリルリや、カイオーガの熱湯からのオニゴーリなどダイマックスなしで切り替えせない勝ち筋がしっかりと入った面白い構築だったように思います!!

 個人勝敗は同じく4勝2敗です!!

 

 

【剣盾S27】逆張り白馬鹿【最終314位 R1907】

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二期連続の3桁に加えて順位で自己ベストの314位を達成しました!!!

 

禁伝2体ルールの最初のシーズンということもあり、今後の構築開拓の足掛かりとなれば良いなと思い、記事を書かせていただきました。よければ読んでいってください!!

Twitterのフォロー、記事のRT等もよければお願いいたします。

 

目次

 最終使用パーティ

 最終成績

 構築経緯

 個体解説

  白馬バドレックス

  ゼルネアス

  レジエレキ

  霊獣ランドロス

  ウオノラゴン

  連撃ウーラオス

 基本選出

 基本選出の動き方

 基本選出以外の選出、動かし方

 後語り

 

【最終使用パーティ】

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【最終成績】

 TN : きょんきょん

   最終順位 : 314位 (自己ベスト!!!)

 最終レート : 1907 

【構築経緯】

 今期から伝説のポケモンが2体使えるということで、面白くかつ勝てる構築がないかと考えていたところ、バドレックスとゼルネアスを並べると馬と鹿で馬鹿になることに気がついたので、伝説のポケモン2体が決定した。とすると、ゼルネアスを活かすためにお気に入りのレジエレキ君が相性がいいことに気がついたので、3体目はレジエレキとなった。ここでバドレックスの色を選ばないといけなかったのだが、地面タイプを倒せばレジエレキが通る、ザシアンを倒せばゼルネアスが通るという形を作れるのが理想的なので、ザシアンの巨獣斬を耐えて弱点保険で切り返せる白馬乗バドレックスを採用することにした。

 この軸を決めた上で問題点を列挙すると、ヌケニンに弱すぎる点、H振りのザシアンが珠レジエレキのダイサンダーでは落とせない点、鋼タイプである日食ネクロズマディアルガカミツルギが重めな点が挙げられる。

 まず、ヌケニン対策だが、これは軸となる3体のうちの2体に悪技を仕込むことで対策とした。白馬乗バドレックスには噛み砕く、レジエレキにはダメ押しを採用した。特に、レジエレキのダメ押しはダイアークでDを下げることができるため、後続のゼルネアスを活かす展開を作るのに役立つケースもあった。

 次に、鋼タイプの禁伝全般に厚くすべく、霊獣ランドロスを採用した。特に、日食ネクロズマに対して有効で、日食ネクロズマと同居しやすいホウオウやムゲンダイナにもランドロスが強めに出れるため、良い選択だったと思う。

 また、白馬バドレックスのプランの一つとしてトリックルームを採用したかったため、相性が良く、高火力の出せる鉢巻ウオノラゴンを採用した。結果的には、トリックルームからウオノラゴン起動をする試合は少なかったが、レジエレキで誘った地面タイプにウオノラゴンを合わせて数的有利をとり、エースを通す動きができたため、想定外の方向ではあるが、うまく使えたように思う。

 最後の一体には、ここまでで重いディアルガザシアンの並びや、カミツルギの全抜きを防ぐために、襷ウーラオスを採用した。ウオノラゴンと同居しているので勝手に一撃ウーラオスを対策されるので、連撃ウーラオスを使用した。

 

【個体紹介】

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白馬バドレックス (氷/エスパー) 特性 : 神馬一体

技 : ブリザードランス / 噛み砕く / 10万馬力 / トリックルーム

実数値 : 207-186-222↑-x↓-150-70

努力値 : 252-4-252-0-0-0

持ち物 : 弱点保険

 馬鹿の馬担当。役割として、ザシアンを誘って倒したかったので、陽気ザシアンの巨獣斬を耐えるためにHB特化とし、サブウェポンに10万馬力を採用した。なんと最終3日間のザシアンの被選出率が100%だったので、このバドレックスが過労死寸前だったかもしれない。ちなみに意地A特化巨獣斬をもらうと、37.5%の乱数で落ちてしまう。そもそも、A特化ザシアンの攻撃を抜群でもらって耐える可能性があるのが数値の異常さを物語っている。また、ザシアン意識で採用した10万馬力だが、削れたカイオーガやゼルネアスなどをゴリ押したりする面でも重宝した。

 メインウェポンのブリザードランスを除き、残りの二枠にはヌケニン対策の噛み砕くと、通せると爆アドの取れるトリックルームを採用した。噛み砕くは後述のレジエレキと同様にダイアークとして打つことができ、後続のゼルネアスへのサポートともなり得た。

 トリックルームは採用したものの、特にSを下げる必要性は感じなかったため、性格はSを下げる呑気ではなく、腕白を使用している。

 以下に、ダメージ計算を記載しておく。このポケモンの数値のヤバさが窺える。

ダメージ計算 (仮想敵→白バドレックス)

ザシアン 陽気A252 巨獣斬 82.1-98.6%  
  意地A252 巨獣斬 89.9-107.2% 37.5%乱1
カイオーガ 臆病C252 潮吹き 82.6-97.6%  
  控えめC252 潮吹き 90.3-107.2% 43.8%乱1
  控えめC252珠 潮吹き 117.4-139.6% ダイアース合わせても高乱1
日食ネクロズマ 意地A252 ダイスチル(130) 56.0-67.6%  
    メテオドライブ 73.4-87.9%  
イベルタル 臆病C252珠 ダイアーク(特殊)130 148.3-177.3%
  陽気A252珠 ダイアーク(物理)130 101.9-120.8%
    不意打ち 54.1-65.2%  
  臆病A4珠 不意打ち 41.5-50.2%  
ホウオウ 意地A252珠 聖なる炎 60.4-71.5%  
    ダイバーン130 75.4-90.3%  
  意地A252 聖なる炎 46.4-55.1%  
    ダイバーン130 58.0-69.6%  
ムゲンダイナ 臆病C252眼鏡 火炎放射 64.7-76.3%  
    ダイマックス砲 53.6-63.8%  
  臆病C252 火炎放射 43.5-52.2%  
    メテオビーム 86.0-101.4% 6.3%乱1
    ダイマックス砲 36.2-42.5%  
         
一撃ウーラオス 陽気A252鉢巻 暗黒強打 81.2-96.6%  
  意地A252鉢巻 暗黒強打 89.9-105.3% 31.3%乱1
  陽気A252 暗黒強打 55.1-64.7%  
エースバーン 陽気A252珠 巨大火球 86.5-102.9% 12.5%乱1
    火炎ボール 64.3-76.8%  

参考記事

 ザシアンに弱いパーティで白バドでザシアンを返り討ちにする構想に、以下の記事を参考にさせていただきました。

mamenome.co

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ゼルネアス (フェアリー) 特性 : フェアリーオーラ

技 : ムーンフォース / ドレインキッス / 気合球 / ジオコントロール

実数値 : 201-x↓-115-182-127-158↑

努力値 : 0-0-0-244-68-196

持ち物 : パワフルハーブ

 

 馬鹿の鹿担当。相手のザシアン、日食ネクロズマらへんのH P管理をちゃんとしておけば雑に全抜きできる点で強く使えたと思う。竜王戦だとザシアンに弱い伝説は使いづらかったが、禁伝を二体使えるようになったことで竜王戦以上に輝けるポケモンなのではないかと思った。

 次に、努力値の調整について、まず、2ジェットランドロスvsジオコンゼルネアスの対面や、ダイマカイオーガとの対面で先に行動することを意識して最速ランドロス抜きまでSに振った。

 また、ディアルガの一貫が少し辛いため、ディアルガを無理矢理ジオコンからなんやかんやできるように、ラスターカノンベースのC特化珠ダイスチルを耐えれるよう耐久調整を行った。火力をできるだけ落とさないために、HではなくDに振ることにした。幸運なことに、このD68がゼルネアスミラーやカイオーガ対面で影響したのではないか?と思う耐え方をすることもあり、結構良い調整ができたんじゃないかと思っている。

 技はジオコン後の安定した火力であるムーンフォースと、HPを回復できるドレインキッスを採用、最後に鋼タイプへの打点として気合弾を採用した。とはいえ、気合弾の命中が70とあまり信用したくない技だったので、ダメージ計算を駆使しながら極力気合弾は打たないように立ち回ることを心がけた。いわば、お守りのようなものであった。もし、技の5枠目を採用できたなら、ヌケニン対策とホウオウへの四倍弱点を両立できる岩雪崩を入れてみたかったが、技が4枠なので、今回はこれらのポケモンの対策は他のポケモンに任せた。

 最後に、ザシアンや日食ネクロズマナットレイ等フェアリー技が半減で受けられるポケモン及び激硬特殊受けポケモンをどこまで削ればゼルネアス圏に入るのかの目安としてダメージ計算を記載しておく。

ダメージ計算 (ゼルネアス→仮想敵)

ザシアン D4 (+2)ダイフェアリー130 77.8-91.6%  
    (+2)ムーンフォース 56.9-67.1%  
    (+2)気合弾 72.5-85.6%  
  H252D4 (+2)ダイフェアリー130 65.3-76.9%  
    (+2)ムーンフォース 47.7-56.3%  
    (+2)気合弾 60.8-71.9%  
日食ネクロズマ H252D4 (+2)ダイフェアリー130 66.7-78.9%  
    (+2)ムーンフォース 48.5-57.4%  
    (+2)気合弾 61.8-73.0%  
ナットレイ H252D4 (+2)ダイフェアリー130 71.3-84.5%  
    (+2)ムーンフォース 51.9-61.3%  
    (+2)気合弾 132.6-156.9%
  HD特化 (+2)ダイフェアリー130 53.0-63.0%  
    (+2)ムーンフォース 38.7-45.9%  
    (+2)気合弾 99.4-117.1%  
カイオーガ H252D4チョッキ (+2)ダイフェアリー130 71.0-84.1%  
    (+2)ムーンフォース 52.2-61.4%  
    (+2)ドレインキッス 28.0-33.3% 38-46回復
ハピナス H244D4 (+2)ダイフェアリー130 63.2-74.2%  
    (+2)ムーンフォース 46.0-54.3%  
    (+2)ドレインキッス 24.4-29.1% 58-70回復
    (+2)気合弾 58.7-69.3%  
ラッキー H252D4輝石 (+2)ダイフェアリー130 52.4-62.2%  
    (+2)ムーンフォース 38.1-45.4%  
    (+2)ドレインキッス 20.4-24.4%  
    (+2)気合弾 48.7-57.7% 94.1%乱2

 

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レジエレキ (電気) 特性 : トランジスタ

技 : ワイルドボルト / リフレクター / ダメ押し / 大爆発

実数値 : 155-167↑-70-x↓-71-252

努力値 : 0-252-0-0-4-252

 

 今期から禁伝が2体使えるようになったということで、竜王戦ルール以上にザシアンが増加することが見込まれる上に、伝説2体がザシアンに強いわけではないため(一応白バドは対面で勝てるものの)、ザシアンに強く出れるように珠火力特化で育成することを決めた。 

 前期のレジエレキはエースバーンの巨大火球や襷ウーラオスを意識した調整を施していたが、エースバーンが減少した点、ウーラオスが選出されづらい点の2点からこの調整は今期の構築では不要と考えた。

 また、ゼルネアスに繋ぐためのリフレクターを採用し、ヌケニン対策のダメ押しを採用した。特に、リフレクターを貼るとゼルネアスがザシアンの巨獣斬を耐えてくれるため、削っておけば最悪ザシアンとゼルネアスが対面してしまってもなんとかなる点が強い。

 ここで、レジエレキの物理か特殊かを決める必要があったが、珠を持たせた時に火力の出せる退場技である大爆発が強いため、物理を選んだ。

・物理のメリット、デメリット

 メリット

 サブウェポンの火力が侮れない

 大爆発のおかげでランドの起点にされない

 ラッキー、ハピナスなどの特殊受けで受からない

 ゼルネアス対面の欲張りジオコントロールにダイアタックを当てると勝てる

 チョッキカイオーガのゴリ押しを喰らわずに勝てる

 デメリット

 物理電気技が実質ワイルドボルトしかない

 (特殊は10万、ボルチェン、サンダープリズン、放電、エレキネットと技が多彩)

 ワイルドボルトの反動+命の珠ダメがデカすぎる。ラッキーなんかに打ってしまうとザシアンの電光石火が怖くなってくる

 ボルトチェンジがないため、ムゲンダイナやナットレイに対して不利を取る

 一方で、地面タイプへの引きが読めるポケモンであるため、相手に選出圧力をかける働きを持つ一方、今回使用した6体の中で唯一対面に打つ技を考えないといけないポケモンだったように思う。

 参考として、以下にダメージ計算を記載する。

ダメージ計算

ザシアン B4 ダイサンダー130 確1  
    EF下ワイルドボルト 95.8-112.6% 75%乱1
    ワイルドボルト 73.1-87.4%  
  H252 ダイサンダー130 87.9-104.5% 31.3%乱1
    EF下ワイルドボルト 80.4-94.5%  
    ワイルドボルト 61.3-73.4%  
日食ネクロズマ H252B4 ダイサンダー130 80.4-94.1%  
    EF下ダイサンダー130 102.0-121.1%
ムゲンダイナ H252B4 ダイサンダー130 41.7-49.0%  
    EF下ダイサンダー130 53.8-63.6%  
ゼルネアス B4 ダイサンダー130 103.0-120.9%
  H252 ダイサンダー130 88.8-104.3% 31.3%乱1
ガブリアス B4 ダイアタック150 58.5-68.9%  
    大爆発 96.7-113.7%  
ヌオー B特化 ダイアタック150 40.6-48.0%  
    大爆発 67.3-79.7%  
トリトドン B特化 ダイアタック150 43.1-50.5%  
    大爆発 71.1-83.9%  
ガマゲロゲ B特化 ダイアタック150 41.5-49.5%  
    大爆発 69.3-82.1%  
  H252B4 ダイアタック150 59.9-71.2%  
    大爆発 100.5-118.4%

 このダメージ計算を見ていただくと察するかもしれないが、ステルスロックやまきびし を撒くことができるだけでかなり通りが良くなるところが構築の反省点として存在する。特に、ザシアンの確定数が安定する点や、Bに厚くないムゲンダイナの後出しを許さないまきびしに注目したい。パーティ的にまく余裕がないと判断したが、もし、うまくこれらの技を使って構築をアレンジしてくださる方がいれば、アイデアをください。

 

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霊獣ランドロス (地面、飛行) 特性 : 威嚇

技 : 地震 / 空を飛ぶ / ストーンエッジ / 剣の舞

実数値 : 195-166-154↑-x↓-101-114

努力値 : 244-4-236-0-4-20

持ち物 : オボンの実

 ザシアン、日食ネクロズマなどの物理鋼タイプに強く出れるようにHBオボンをベースに育成した。Sラインを役割対象となり得るサンダー、ガブ、ウツロイドあたりを1ジェットで抜けるラインに定め、残りをほとんどHBに振り切った。

 また、技は地震、空を飛ぶ、剣の舞までを確定させ、日食ネクロズマとの同居の多いホウオウやイベルタルへの打点として、ストーンエッジを採用した。岩石封じや命中が90の岩雪崩も候補にあったが、努力値をAに割いてないことから、少しでも火力を出したかったためにストーンエッジの採用に至った。

 実際には、今期のザシアン軸はオーガが同居していることが多かったため、ランドロスをザシアン軸に選出することは少なかったが、ホウオウ、ムゲンダイナ、日蝕ネクロズマあたりを採用したサイクル構築に対して積極的に投げて強いポケモンだったように思う。

 

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ウオノラゴン  (水、ドラゴン) 特性 : 頑丈顎

技 : エラがみ / 逆鱗 / サイコファング / 岩雪崩

実数値 : 175-156↑-120-x↓-100-118

努力値 : 76-252-0-0-0-180

持ち物 : 拘り鉢巻

 昔使っていたウオノラゴンをそのまま引っ張って使ってきた。ザシアンと同時採用できるようになったことで、カイオーガのスカーフが減少し、遅いカイオーガが増えたため、トリルを使わないでも選出できる余裕があった。また、Sを118まであげたことで、遅いランドロスやホウオウ、日食ネクロズマなどと対面させて負荷をかけることができたので、ランドロスと並んでサイクル構築相手の選出が多かった。

 補足情報として、偶然にも、H76振りが黒バドのアストラルビットを耐える調整らしい。

 

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連撃ウーラオス (水、格闘) 特性 : 不可視の拳

技 : 水流連打 / インファイト / カウンター / アクアジェット

実数値 : 175-200↑-120-x↓-81-149

努力値 : 0-252-0-0-4-252

持ち物 : 気合の襷

 襷カウンターを打てて地面、鋼への強い打点があるポケモンとして採用した。特に、ディアルガザシアンに対しては初手に投げるのが安定したように思う。

 とはいえ、ザシアンからは電光石火で入られることも多かったので、本当であればBの個体値を下げたウーラオスを粘るべきなのだが、選出率もそんなに高くなかったので、なぁなぁにしているうちに最終日を迎えてしまった。

 

【基本選出】 先発バドレックス-ゼルネアス-レジエレキ

 最終4日間で、ザシアン軸に対して、ザシアンの被選出率が100%、先発での被選出率が40%↑とまずザシアンが出てくると思っていいのでバドレックスが刺さる。顕著な出し負け対面はカイオーガ、日食ネクロズマディアルガの三体。

 そのうち、カイオーガはレジエレキを嫌ってか先発で出てくることがほとんどなかった(特にザシアンと同居しているカイオーガ)ので、先発カイオーガは考慮しないものとする。

 主な伝説に対しての基本選出の相性表が以下の形となる。

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 特に、日食ネクロズマが白バド+ゼルネアス両方に強く、ディアルガが白バドで歯が立たないため、基本選出から外れた選出を強いられることが多かったが、それ以外のパーティには大体通用したような気がする。

 図中?の部分は素直に考察不足、黒バドで上位はいないと思って切っていたせいである。まぁ、黒バドは雰囲気で倒していただければ、なんだかんだなんとかなる。ゼルネアスもなんだかんだわからんままシーズンを過ごしてしまった気がする。

 

【基本選出の動き方】

 まずは、白バドレックスで先発を一体倒す。ザシアンが先発の場合はほとんど突っ込んできてくれるので弱点保険10万馬力を打ってザシアンを倒す。その他の場合は、白バドと打ち勝てるポケモンがあんまりいないので、大体なんとかなる。

 注意しなければならないのが、サンダーやランドロスなどの氷タイプが弱点だが、交代技でザシアンに繋いでくるポケモン。これらのポケモンが先発に来たときは、あくまでザシアンを削るのが最優先なので、10万馬力を打つのがオススメである。

 白バドで先発の意図は、後続のレジエレキ+ゼルネアスが、地面タイプを倒せばレジエレキの一貫を、ザシアンを削ればゼルネアスの一貫を作ることができる点にある。逆算すると、どこまでザシアンを削ればゼルネアスで全抜きできるか、レジエレキのダイサンダーを通すためには誰を倒せばいいのかを意識すればある程度は勝てるということがわかる。

 一見ザシアンに弱そうな白バド+ゼルネアスの並びが、ザシアン軸に対して優位に戦える要因がこれである。

 

【基本選出以外の選出、動かし方】

 ネクロズマはウオノラゴン+ランドロス+1が非常に安定すると思う。ザシアンネクロズマだけは対戦することがなかったので正直わからない。ネクロズマ軸は遅いポケモンが採用されていることが多く、特にホウオウランドロスネクロズマなんかの並びだと、ウオノラゴンの一貫が作りやすかった。

 ディアルガは対面からならダイスチルを耐えるゼルネアスを通すことを意識し、先発がディアルガだろうがディアルガじゃなかろうが(特にディアルガと組んで選出されることの多かったザシアンやランドロス)連撃ウーラオスが強く出れたため、連撃ウーラオスを初手に、レジエレキ+ゼルネアスの選出が良かったように思う。

 また、ホウオウダイナのような受け志向の強いパーティにはレジエレキの一貫が作りづらいため、ホウオウにウオノラゴンを合わせて後続を削ることで対処した。どうしようもなかったら聖炎で焼けないことを祈って白バドの弱点保険を起動すれば5割くらいは勝てます。

 

【後語り】

 ネタみたいな着想から出来上がった構築だったが、非常にテンポ感よく試合を進めることができる構築として完成し、個人的には満足している。とは言え、テンポ感の良さが仇になり、プレミや運負けからの連敗を度々起こしてしまった反省点もある。

 とは言え、最後には自己ベストを更新することができ、おそらく今シーズンでは白馬鹿界最強(現時点でのリサーチでは、黒馬鹿は上がいたように思う)の構築になった?と思っているのでそこら辺は大変嬉しい。

 来期以降のこの禁伝2体ルールでは、3月はリアルの事情であまりレートをやることができなさそうだが、7ヶ月続くということもあり、今回の白馬鹿と対比して、今度は黒馬鹿もやってみたいと考えている。

 最後に、なかなか面白い構築だと思っているので、使ってみたい人がいたらぜひ使ってみてください。講評、コメントなどもTwitterのDMなどで募集しています。Twitterのフォロー、記事のいいね、R Tよろしくお願いいたします。

【剣盾S26】眼鏡ダイナ軸攻撃的サイクル【最終555位】

 社会人になって初の3桁です!!!レート1900は載せたかったところでしたが、疲れたので道半ばでリタイアしてしまいました・・・最終555位とゾロ目でなんかお得だったのでもうなんでもありです!!!

 竜王戦ルール最後ということもあり、記念に記事を書いたので、よければ読んでいってくださいー

 最後に伝説2体ルール用の構築も用意してあるのでよければ使ってみてください!!

 

目次

 最終使用パーティ

 構築経緯

 個体解説

  ムゲンダイナ

  ナットレイ

  レジエレキ

  化身ボルトロス

  ガラルヒヒダルマ

  一撃ウーラオス

 対伝説

 後語り

 伝説2体ルールへの応用

  アタッカーダイナホウオウ構築叩き台

 

 

【最終使用パーティ】

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【構築経緯】

 ザシアンが減り使われる伝説が多様となってきたこと、ムゲンダイナの減少に伴う対策の薄さの2点を踏まえ、行動保証のある耐久、素早さと火力を両立した拘り眼鏡ムゲンダイナの通りが良いと思ったので、エースとして採用した。その後、相性補完に優れるナットレイを採用し、残りの4体には数的有利を取るに十分な火力のポケモンとして、レジエレキ、化身ボルトロス、一撃ウーラオス、ガラルヒヒダルマを採用した。各ポケモンの調整意図、シナジー等は以下の個体解説で述べる。

 

【個体解説】

ムゲンダイナ (毒、ドラゴン) 特性 : プレッシャー

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持ち物 : 拘り眼鏡

実数値 : 225-x-116-193-118-191 (努力値 : 76-0↓-4-220-20-188↑)

技構成 : ダイマックス砲 / ヘドロ爆弾 / 火炎放射 / シャドーボール

 ムゲンダイナの同速を除くと、最速にする必要がないと考えたため、Sを少し落としている。また、メタモンにコピーされた際のダイマックス砲は流石に耐えたかったので、そのラインをベースに調整を考えたが、ついでに最速C197ダイナのムゲンダイナとの対面で打ち勝てると偉いので、C197ダイナのダイマックス砲耐えまで耐久にふった。控えめスカーフ、最速珠、眼鏡は潔く諦めるしかない。

 一方で、C193の欠点としては、H振りランドロスダイマックス砲を耐えてしまうところにあるので、エースバーンに強いパーティなら控えめで採用しても良いかもしれない。

 また、ポリゴン2には毒を入れるのが偉いので、ダイマックス砲ではなくヘドロ爆弾を押すこと。

調整意図

 S188 : 最速エースバーン抜きを意識し、対戦でギリギリ見かけるアーゴヨン抜きまで

 H76B4D20 : ダウンロード調整、準速ムゲンダイナのダイマックス砲耐え

  C : 残り

ダメージ計算 (ムゲンダイナ→仮想敵)

 

ポケモン ダメージ
D4ザシアン 火炎放射 87.4-103.0% (18.8%乱1)
H244D4ランドロス ダイマックス砲 82.1-97.4%
D4サンダー ダイマックス砲 89.1-105.5% (37.5%乱1)
D4イベルタル ダイマックス砲 67.7%-80.6%
カイオーガ ダイマックス砲 58.3-69.1%
H244D4輝石ポリゴン2 ダイマックス砲 49.2-58.6%
  ヘドロ爆弾 44.0-52.4%
H252D特化輝石ポリゴン2 ダイマックス砲 35.1-42.4%
  ヘドロ爆弾 31.9-38.2%
H244D4日蝕ネクロズマ 火炎放射 37.4-44.3%

 

ナットレイ (草、鋼) 特性 : 鉄の棘

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持ち物 : ヨプのみ

実数値 : 181-136-176-x-138-22 (努力値 : 252-172-68↑-0-12-0↓(最遅))

技構成 : ジャイロボール / パワーウィップ / 寄生木の種 / 守る

 炎技のない伝説ポケモン、ムゲンダイナの苦手なカプ・レヒレ相手に安定して出せるポケモンとして採用。特に、ザシアン、ゼルネアスを意識したかったため、ヨプの実を持たせて、対面での行動保証とした。ザシアンの巨獣斬に後出しして、インファイトを耐えて耐久の下がったザシアンにジャイロボールの動きでザシアンと1:1を取りに行けるのが強み。余談だが、ジャイロボールの威力が150になることが多く、A実数値以上に火力が出る印象。

 大概のポケモンがムゲンダイナ+ナットレイでいい範囲が取れるので、選出の8割程度がムゲンダイナ+ナットレイ+残り1体だった気がする。

調整意図

 A172 : ジャイロボールでCSゼルネアスを確1。

 B68,D12 : H252ふると数値が余るので、効率の良くなるB実数値11nまで振り、残りをDにふった。ここら辺はまぁ適当。

ダメージ計算 (仮想敵→ナットレイ)

 

ポケモン ダメージ
陽気A252ザシアン 巨獣斬 29.8-34.8%
  インファイト 47.0-55.8%
臆病C252ゼルネアス C+2ダイフェアリー(130) 53.6-63.0%
  C+2気合球 66.3-78.5%
臆病C252カイオーガ 潮吹き(150) 51.4-60.8%
  冷凍ビーム 27.6-32.6%
  ダイアイス(130) 39.8-47.0%
陽気A252ウーラオス インファイト 38.7-46.4%
意地A252ウーラオス インファイト 43.1-51.4%

 

ダメージ計算 (ナットレイ→仮想敵)

 

ポケモン ダメージ
B4ザシアン ジャイロボール 50.9-61.1%
B-1 B4ザシアン ジャイロボール 76.0-90.4%
無振りゼルネアス ジャイロボール 101.5-119.4% (確1)

 

レジエレキ (電気) 特性 : トランジスタ

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持ち物 : 磁石

実数値 : 155-163-75-120-63-251 (努力値 : 0-228↑-36-0-0↓-244)

技構成 : ワイルドボルト / 大爆発 / 電磁波 / ボルトチェンジ

 火力の高いポケモンとして採用、選出できた試合では7割くらいこのポケモンダイマを切っていた。地面タイプさえ来なければ無敵、3タテを量産した。特に、物理型とすることで意表がつける。火力面では命の珠を持たせたかったが、絶妙な耐久ラインを死守したかったため、電気技の火力を上げることのできる磁石を採用した。

 地面タイプがヌオーしかいない構築の多くは、特殊受けのラッキーと同居しているケースが多く、ヌオーの通りがパーティ的に良くないためラッキーでレジエレキを受ける選出をしているケースが多かった。(ラッキー+ヌオー+伝説ではナットレイ、後述の三体全てが重すぎる。)そのため、ラッキーを物理ダイサンダーで飛ばしてイージーウィンを得ることができた。

調整意図

 B36 : 陽気珠エスバの巨大火球耐え、襷陽気一撃ウーラオスの暗黒強打+不意打ち耐え

 S244 : S+1最速サンダー(100族)抜き、ガブ、ウツロイドなどは準速では抜けないため諦め。

 A228 : 残りA

  性格やんちゃ : ボルトチェンジの火力を維持したく、物理への耐久は上述のラインまで確保したく、ついでに先制技のダメージが痛くなるのを防ぐため、Dを下げる性格を採用。

ダメージ計算 (仮想敵→レジエレキ)

 

ポケモン ダメージ
陽気A252珠エースバーン 巨大火球 169.7-199.4%
陽気A252一撃ウーラオス 暗黒強打 106.5-125.8%
  不意打ち 61.9-73.5%

 

ダメージ計算 (レジエレキ→仮想敵)

 

ポケモン ダメージ
B4ザシアン ダイサンダー(130) 95.2-112.0% (68.8%乱1)
B4ドラパルト ダイサンダー(130) 68.1-81.0%
B4サンダー ダイサンダー(130) 123.6-145.5%
H252B4サンダー ダイサンダー(130) 103.6-121.8%
B特化サンダー ダイサンダー(130) 73.1-85.8%
B特化ラッキー ダイサンダー(130) 64.7-76.5%
無振りエースバーン ダイサンダー(130) 145.8-172.3%
H244B4日蝕ネクロズマ ダイサンダー(130) 59.6-70.9%

 

化身ボルトロス (電気、飛行) 特性 : 負けん気 (特性パッチ要)

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持ち物 : 弱点保険

実数値 : 185-162-91-x-102-150 (努力値 : 244-100↑-4-0↓-12-148)

技構成 : ワイルドボルト / 空を飛ぶ / 馬鹿力 / 草結び

 レジエレキと相性補完が良いポケモンとして採用。特に地面タイプのランドロスの後出しを敬遠させる意味合いが大きい。レジエレキとボルトロス両方アタッカーであることは想定されず、この二匹が並んでいると、レジエレキがサポート、ボルトロスが負けん気の物理アタッカーであることを想定された選出が多かったように見える。特に、ラグラージドサイドンが物理一点張りで突っ張ってくることが多く、レジエレキの苦手な地面タイプを相手に取れる草結びを採用したのが偉かった。

 とはいえ、レジエレキの方が優秀な仕事をしてくれるケースが多く、選出率は6位。

 H244 : 奇数になる範囲でブッパ

 S150 : ダイジェット一回でザシアン、黒バド、フェローチェなどを全抜き

 B4D12A100 : 残り。種族値B=Dだと思い込んでおり、ダウンロード調整を施そうとしたのだと思われる。Aがちょうど11nのラインに乗り、効率の良いA116で良い。

 

ガラルヒヒダルマ (氷) 特性 : 五里霧

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持ち物 : 拘りスカーフ

実数値 : 181-173-76-x-97-158 (努力値 : 4-100-4-0↓-172-228↑)

技構成 : 氷柱落とし / フレアドライブ / 鬱憤ばらし / 蜻蛉返り

 レジエレキと同様に、数的有利を取るための対面への圧力が高いポケモンとして採用。S

に補正をかけると、フレアドライブがH振りザシアンに対して乱数(割と意味わからん耐久してるせい)なので、鉄の棘を踏ませる前提でAを下げ、Dにふった。サンダー、ムゲンダイナ、黒バドを意識した技構成をしているため、相手のスカーフケアの点でD振りを選択した。

調整意図

 S228 : S+1最速霊獣ランドロス抜き

 H4D172 : 臆病スカーフ黒バドのアストラルビット耐え

       控えめスカーフムゲンダイナの火炎放射耐え

 A : 残り

ダメージ計算 (仮想敵→ヒヒダルマ)

 

ポケモン ダメージ
臆病C252黒バドレックス アストラルビット 84.5-99.4%
控えめC252ムゲンダイナ 火炎放射 84.0-99.4%
臆病C252サンダー 熱風 72.9-86.2%

 

ダメージ計算 (ヒヒダルマ→仮想敵)

 

ポケモン ダメージ
B4ザシアン フレアドライブ 103.0-122.2% (確1)
H244B4ザシアン フレアドライブ 86.9-103.0% (鉄の棘圏内)
B4ムゲンダイナ 氷柱落とし 100.5-118.1% (確1)
B特化ムゲンダイナ 氷柱落とし 63.2-75.3%

 

一撃ウーラオス (悪、格闘) 特性 : 不可視の拳

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持ち物 : 拘り鉢巻

実数値 : 175-200-120-x-81-149 (努力値 : 0-252↑-0-x↓-4-252)

技構成 : 暗黒強打 / インファイト / 不意打ち / 燕返し

 ダイナ軸の受けループへの回答として採用。ムゲンダイナがラッキー以外のポケモンと対面すると、100%ラッキーに引いてくるので、そこにウーラオスを合わせてダイマックスを切れば簡単に勝ち。相手はムゲンダイナかラッキーを切るしかないので、レジエレキとムゲンダイナで詰めることができる。

 また、どうせカプ・レヒレに突っ張ることなどなく、サンダーには暗黒強打でお祈りするので、毒突きやストーンエッジなどではなく、ダイマでアドの取れる燕返しを採用、ダイジェット、ダイナックル後の鉢巻ラオスは無敵である。

 

【対伝説】

 ザシアン … 勝率7割は出せてたと思う。ナットレイの鉄のとげを踏ませつつ、ムゲンダイナの火力を押し付けることで優位に立てるケースが多かった。ラグラージの欠伸展開やザシアンの後のサンダーに対して強いポケモンが揃っていることが効いていた気がする。

 カイオーガ … ほぼ負けなし。ウーラオス以外の5体全員がカイオーガと対等に戦えるので特に言及する必要がないくらいには相性が良い。

 ムゲンダイナ … ダイナ軸受けループはウーラオスでぐちゃぐちゃにできるので無敗。アタッカーダイナは珠、眼鏡じゃないことをお祈り。

 黒バドレックス … 択が多すぎて本当に嫌い。一撃ウーラオスは大概対策されているので、ヒヒダルマやレジエレキを押し通してなんとか5割に持っていった。

 日蝕ネクロズマ … 5割以上ではあったと思うが、日蝕ネクロズマに熱風があるかどうかで立ち回りがだいぶ変わる。なんとかレジエレキのダイサンダー圏に入れてゴリ押す。

 ジガルデ … 氷受けはいるので、ヒヒダルマダイマックスを切って強引に突破することでなんとかする。勝率は5〜6割くらい。

 ホウオウ … 地面タイプのポケモンをどう処理するかが肝。レジエレキを通せるかどうかで決まり、勝率は5割くらい。

 ディアルガ … ウーラオスでひたすら暗黒強打。ウーラオス+ムゲンダイナでディアルガを処理して、裏をヒヒダルマで詰めてなんとかする、少し厳しい。勝率は4割〜5割。

 ゼルネアス … ナットレイが強いのでほぼ負けなし。

 ゼクロム … ダイナもナットレイヒヒダルマも強いので、勝率は7割くらいだった。

 白バドレックス … まーーーーーーーじできついので当たらないことを祈る。勝率は3割程度

 

【後語り】

 多少はサイクル構築を使ってみるのも勉強かと思い、普段は使ってこなかったサイクルに手を出した。最初はテッカグヤドサイドンカプ・レヒレなどが入っていた気がするのだが、気がついたら火力を押し付ける攻撃的サイクルパとなっていた。

 結果として3桁には入れたものの、もう少し順位を上げさせてやることができた気がする。最後一枠のヒヒダルマが決まったのが1/29と、日数が少なく、練度が足りなかったのが敗因に思う。

 

【伝説2体ルールへの応用】

 眼鏡ダイナ+ナットレイ+対面火力というコンセプトは十分に通用すると考えられる。レジエレキとの相性を鑑みて、化身ボルトロスを採用していたが、伝説2体ルールでは流石にパワー不足ということもあり、ここを浮いている伝説枠、つまり、ホウオウなんかに変えてやればそのまま通用するのではないかということで編み出された構築がこちら。良ければ使ってみてください。

 まだまだ粗っぽいのと、伝説2体ルールが始まったばかりということもあり、右往左往の状況から始まるので、良ければフィードバックをいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!!

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剣盾2年の振り返り

 剣盾発売から25シーズン、2年ちょっと経ったので、自分の使ったポケモンやパーティを一部紹介しながらここまでの自分の戦いを自己満足で軽く振り返っていきます。

 

目次

・ガラル図鑑 : S1〜S3

ポケモンHOME解禁 : S4〜S7

・鎧の孤島 : S8,9

・TOP10制限 : S10,11

・冠の雪原 : S12〜14、S18〜20

・禁伝1体竜王戦 : S15〜17、S24〜26

・禁伝1体ダイマなし : S21〜23 

・戒め(8世代ランクマここまでの成績)

 

 

・ガラル図鑑 : S1〜S3

 最高成績 : S3 1815位 レート1879

 購入時期が年末と遅れたため、S2から参戦。新しいポケモンを使えるようになったということで様々なポケモンを試していた時期だった。中でもお気に入りのポケモンがガラルヒヒダルマであり、15分や20分で流行っていたTODに対抗できるダルマモード型(→ポケモン紹介1)を愛用していた。また、後にリベロが解禁されることとなり猛威を振るうエースバーンを猛火時代から使用していた。スカーフ、珠、鉢巻などを試したが、最終的にチイラのみを持った猛火型に落ち着いた(→ポケモン紹介2)。使用感は炎タイプの激流ゲッコウガ。反省点としては、ドラパルトがしっくりこないという理由でオンバーンを採用した結果、初の3桁を逃した点、登場以来愛用していたトゲキッスが最も輝くルールであまり使ってあげられなかった点を挙げたい。

ポケモン紹介1】 ダルマモード身代わりGヒヒダルマ

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 性格 : いじっぱり

 持ち物 : 命の珠

 技 : 氷柱落とし / フレアドライブ / 地震 / 身代わり

 努力値 : 188-252-4-x-52-12

 実数値 : 204-211-76-x-82-117

 調整意図 : 身代わりHP51、C4ドヒドイデの熱湯を身代わりが耐える、Aぶっぱ、残りBS

ポケモン紹介2】 チイラ猛火エースバーン

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 性格 : 陽気

 持ち物 : チイラのみ

 技 : 火炎ボール / 飛び膝蹴り / 不意打ち / 身代わり

 努力値 : 12-204-4-x-100-188

 実数値 : 157-162-96-x-108-179

 調整意図 : S179→最速アイアント、最速110族抜き、HD→控え目スカーフサザンの流星耐え、火力アイテムを所持していないキッスのダイジェット耐え、残りA

 

ポケモンHOME解禁 : S4〜S7

 最高成績 : S5 604位 レート1962

(https://kyoto-kyonkyon.hatenablog.com/entry/2020/05/01/120507?_ga=2.138243381.464605059.1640873122-2066591118.1640873122)

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 アシレーヌ最強!! S4~6で使用率上位5体を独占したズキュントスに対して抗える点を強みとし、S7でグラスラゴリランダーが出てくるまでは本当に最強のポケモンだったように思う。S5にはギギギアル-アシレーヌのコンビ(→ポケモン紹介3、4)で剣盾初の3桁、過去最高レートの1962を達成した。

 S6でミミッキュの型が開拓され、アッキミミッキュが登場し、ギギギアルでのミミッキュ対策が成立しづらくなった。また、系統の異なるパーティを使おうとしたこともあり、無事撃沈。

 S7でリベロエースバーン、グラスラゴリランダーが唐突に解禁したことで、アシレーヌ軸のパーティは解散となった。こらきしチイラエースバーンを主軸としたパーティを使い、ギャラドス、パッチラゴンの二枚でエースバーンを強く見れるパーティを使ったが、無事撃沈。

ポケモン紹介3】 トリルエース型アシレーヌ

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 性格 : 冷静

 持ち物 : 命の珠

 技 : うたかたのアリア / ムーンフォース / ハイドロカノン / エナジーボール

 努力値 : 252-0-4-252-0-0

 実数値 : 187-x-95-195-136-58

 意図 : トリルエースなので最遅、ラプラスアシレーヌ対応意図のエナジーボール採用

ポケモン紹介4】 トリルギギギアル

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 性格 : 勇敢

 持ち物 : 気合のたすき

 技 : トリックルーム / ギアソーサー / てっていこうせん / ワイルドボルト

 努力値 : 244-252-4-4-4-0

 実数値 : 166-167-136-91-106-99

 意図 : ミミッキュ、オーロンゲ、エルフーンなどのターン稼ぎにもってこいのポケモンに刺さるギアソーサーを持つトリル起動要員として採用。退場技のてってこ、反動技兼ギャラドス等水タイプへの打点としてワイボを採用。

 

・鎧の孤島 : S8,9

 最高成績 : S9 2954位 レート1788

 ポリゴン2、連撃、一撃ウーラオスなど冠以降でも活躍するポケモンたちが解禁された環境。自身は全く勝てなかった環境だったため、もう少し構築を練り込んで戦いたかった。その中でも、安定して使えたポケモンギャラドス。(→ポケモン紹介5)。また、この環境で面白かったポケモンスピンロトム(→ポケモン紹介6)、結構調整を真剣に考えて使っていたので紹介する。後に冠の雪原で最強ポケモンサンダーが解禁されたことでお役御免となる。

ポケモン紹介5】 ラム竜舞ギャラドス

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 性格 : 意地っ張り

 持ち物 : ラムのみ

 技 : 滝登り / 飛び跳ねる / 地震 / 竜の舞

 努力値 : 132-164-0-0-0-212

 実数値 : 187-182-99-x-120-128

 意図 : H→エスバのダイジェット確3、A→+1ダイストリームでHBカバ確1、S→準速パッチラゴン抜き

ポケモン紹介6】 環境適応型スピンロトム

 

 性格 : 控えめ

 持ち物 : 命の珠

 技 : エアスラッシュ / ライジングボルト / 悪の波動 / 悪巧み

 努力値 : 140-0-4-196-12-156

 実数値 : 143-x-128-165-129-126

 意図 : C→H252D4輝石ポリ2を悪巧みダイサンダーで確1、効率最大化、

S→1ジェットで珠エスバ抜き、

BD→ダウンロード調整、残りH(陽気珠エスバのダイジェット→火球は珠ダメ込み確定耐え)

 

・TOP10制限 : S10,11

 最高成績 : S11 375位 レート1906

(https://kyoto-kyonkyon.hatenablog.com/entry/2020/11/01/122515?_ga=2.204448789.464605059.1640873122-2066591118.1640873122)

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 ウーラオスの使用率が11位のシーズン8の結果を参照し、ウーラオスを使わせたかった?ために開催された使用率TOP10が禁止のルール。ウーラオスの代わりに生贄に差し出されたのがジバコイル。また、カバルドンが禁止になったため、パッチラゴンが活躍、使用率1位となり、グラスラゴリランダーが消えて活き活きしたアシレーヌと連撃ウーラオスが使用率2位、3位となった。この環境の結論はアシレーヌ最強、ウーラオス最強。S11では連撃ウーラオス(→ポケモン紹介7)、アシレーヌを採用し、トリル起動要因としてオーロットを採用したパーティで剣盾最高順位の375位を達成した。

 使用率TOP3が持つ電気、水タイプに加えカバルドンの枠をトリトドンドサイドンで補った地面タイプの三竦みを軸とした環境だったが、S10の終盤から電気、水、地面全てに強く出れる草タイプとしてモロバレルモジャンボが活躍した。

 S11の終盤には冠の雪原が解禁されたこともあり、最終レートがS10まででは見られなかった程にデフレを起こした。また、ひっそりとラスト1週間で雪かきパッチルドンや砂かきパッチラゴン、ウオノラゴンが解禁された。最高順位を取れた要因の一つが、電気タイプの対策に採用される地面や草タイプに強い雪かきパッチルドン(→ポケモン紹介8)への対策が浸透していなかった点が挙げられる。

ポケモン紹介7】 自慢のADスカーフウーラオス

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 性格 : 意地っ張り

 持ち物 : こだわりスカーフ

 技 : 水流連打 / インファイト / 燕返し / 雷パンチ

 努力値 : 12-252-4-x-188-52

 実数値 : 177-200-121-x-104-124

 意図 : HD→アロQのムンフォ霰耐え、アシレーヌのダイフェアリーをダイマウーラオスが受かる、スカーフゲンガーの雷耐え、ウルガモスの暴風最高乱数切り

   S→最速スカーフアシレーヌ抜き

ポケモン紹介8】 雪かきパッチルドン

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 性格 : やんちゃ

 持ち物 : 弱点保険 (ベストは命の珠、当時はアシレーヌに珠を持たせていたため妥協)

 技 : 電撃くちばし / 氷柱落とし / けたぐり / 吹雪

 努力値 : 0-252-0-12-0-244

 実数値 : 165-167-110-112-90-106

 意図 : 物理に厚いモジャンボへの打点として吹雪を採用して両刀化。

       中途半端なS106を活かして、トリル下での電撃くちばしとダイアイスでの雪かきの2プランを取れる点が強い。

 

・冠の雪原 : S12〜14、S18〜20

 最高成績 : S20 1537位 レート1769

        (S12 2534位 レート1813)

 本当に苦手な環境。6シーズン中3回しかまともにやっていないが、3桁に載せれる気がしない。

 S12使用構築

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 S20使用構築

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 これらを見ていただけるとわかるように、面白い構築と勝てる構築は違うということを実感させられる環境だった。

 第一期(S12〜14)から振り返ると、修論の影響でちゃんと試合数を取れたシーズンがS12のみであり、そのS12で勝てなかった要因は単純に「強いポケモンを見誤っていた」という点である。(ちなみにS12の1位はきょんきょん激推しのあのアッテイさん率いるラプミミノラゴンである。)

誤解1 : アーゴヨンの強さ

 エスバ最強エスバ最強!!!じゃぁ上から殴れて火力高くてグラスラ1/4 でビーストブーストもダイアシッドもあるアーゴヨン最強じゃね????って考えで安易に最強ポケモンだと思っていました。実際使用すると不安定な択が発生しやすく、なかなか難しいポケモンだった。それでも一度は活躍させてあげたいくらいには好きなポケモンなので、非伝説環境で頑張らせたい。

誤解2 : サンダーの強さの見誤り

 レジエレキで上からしばけるだけで特に対策を取っていなかったのが反省点。エースバーンを厚く見ることを意識していたが、結局サンダーが強かったことによりテッカグヤが腐ったように思う。その後、S13以降ではサンダーが使用率1位を守り続けた。

6シーズンを振り返るにあたり、個人的にはガブリアスの評価の変遷が興味深い。S14ではガブリアスギルガルドを採用したパーティが1,2位に来るなど6世代風のパーティが活躍した点が印象にある。その後、S18~20ではじわじわとガブリアスの使用率が上がり、最後のS20では使用率13位と、ポケモン初プレイが4世代の自分としてはガブリアスが環境の前線に来るポケモンに復帰していたことに感慨を覚えた。

 一体もポケモンを紹介しないわけにはいかないので、最後に冠の雪原新登場めちゃかわポケモンのレジエレキを紹介しておく。

ポケモン紹介9】 アタッカー両刀レジエレキ

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 性格 : やんちゃ

 持ち物 : 命の珠 or 磁石

 技 : ワイルドボルト / 大爆発 / 電磁波 / サンダープリズン

 努力値 : 0-228-36-0-0-244

 実数値 : 155-163-75-120-63-251

 意図 : B→陽気エスバ珠巨大火球耐え、陽気一撃ウーラオスの暗黒強打+不意打ち耐え

    S→最速1ジェットサンダー抜き

 

・禁伝1体竜王戦 : S15〜17、S24〜26

 最高成績 : S15 524位 レート1926

           (S16 980位で全ルール中3桁唯一2回)

(https://kyoto-kyonkyon.hatenablog.com/entry/2021/03/01/133947?_ga=2.133663883.464605059.1640873122-2066591118.1640873122)

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 単純に面白いルールで、S15は700戦ほど潜ることとなった。パワーの高い禁伝ポケモンとそれに抗えるサンダー、ランドロス、一撃ウーラオスなどが評価されたルールである。また、禁伝ポケモンの中でもトップメタとなったザシアン対策として、メタモンが流行し、ヌオーやウインディなど普段ではマイナー寄りのポケモンが注目されるシーズンでもあった。

 禁伝の使用率を簡単に振り返ると、S24ではザシアン(2位)、カイオーガ(14位)、日蝕ネクロズマ(16位)、イベルタル(18位)、黒バドレックス(22位)、ムゲンダイナ(32位) etc…となっている。

 自身としてはやはり火力に自慢のある伝説ポケモンダイマックスを切って戦いたいため、S15では珠イベルタル、S16では珠カイオーガ(→ポケモン紹介10)、S24では珠ディアルガを使用した。また、S17では構築の雰囲気を変えたかったため、1位、2位独占のくろこさんも使用した日蝕ネクロズマを使用したが、無事撃沈した。

 S24

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 S16以降ムゲンダイナ軸の受けループが減少するに伴い、ホウオウ軸やイベループが開拓され、それに対応すべくS24で採用したカプ・コケコを最後に紹介する(→ポケモン紹介11)。ドサイドンも自慢の調整を施しているので紹介したいところだが、上記のS15の記事に載っているため、そちらを読んで欲しい。

ポケモン紹介10】 二回使える珠カイオーガ

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 性格 : 控えめ

 持ち物 : 命の珠

 技 : 潮吹き / 根源の波動 / 雷 / 破壊光線

 努力値 : 188-0-4-252-4-60

 実数値 : 199-x-111-222-161-118

 意図 : S118→電磁波下でスカーフカイオーガ抜き、電磁波トリル下どちらでも戦える数値に調整 (ここら辺のS関係はS15ウオノラゴンの調整に用いているのでS15構築記事の方まで)

ポケモン紹介11】 受け破壊用カプ・コケコ

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 性格 : 意地っ張り

 持ち物 : 磁石

 技 : ワイルドボルト / 草結び / 電磁波 / 身代わり

 努力値 : 92-236-0-4-4-172

 実数値 : 157-181-105-104-96-172

 意図 : 竜王戦ルールが進むにあたって減少傾向にあるダイナの入っていない受けループを破壊する技構成。イベルタルもホウオウもラッキーもハピナスドヒドイデもヌオーもトリトドンエアームドバンギラスもこれ一匹で勝てます。勝ち勝ち勝ち勝ちーーーー。不快にならないことは大事です。

 

・禁伝1体ダイマなし : S21〜23

 最高成績 : S22 1328位 レート1847

 S22 

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 ご自慢のヒヒダルマポケモン紹介12

 感想「久々のダイマックスなしは楽しいなああああ!!!!」

 ザシアン一強。ダイマできないというデメリット?がなくなったザシアンは本当にダメだろ。後は久々にサンダーが少ない環境でストレスが少なかった印象(やってないS23では使用率が2位だったらしい)。2シーズン続けてザシミミノラゴンを使用していたが、最終的に3桁には2勝足らずで終了と少し消化不良。

 余談だが、ダイマックスができなくて禁止伝説ポケモンが使えるということで、ワイドガードがシングルでもちゃんと使える(強いとは言っていない)のが面白かったと思う。自慢のワイドガードポケモンであるハガネール君を紹介する。

ポケモン紹介12】 ご自慢のヒヒダルマ

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 性格 : 陽気

 持ち物 : 拘りスカーフ

 努力値 : 4-100-4-0-172-228

 実数値 : 181-173-76-x-97-158

 技 : 氷柱落とし / フレアドライブ / 鬱憤ばらし / とんぼ返り

 意図 : D→臆病黒バドのアストラルビット耐え、ザシアンが抜かれる黒バド絶対殺すマンとして採用。他にも控えめスカーフダイナの火炎放射を耐えたり、なんか知らんけど氷柱落としで削ったカイオーガの潮吹きを乱数で耐得ることがあったりするのでなんやかんや耐久振りダルマってのは強いです。

    H振りザシアンはフレドラ一発で倒せないんですが、ゴツメ踏ませてください。

ポケモン紹介13】 ワイドガードハガネール

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 性格 : 呑気

 持ち物 : ヨプのみ

 努力値 : 244-252-0-0-12-0

 実数値 : 181-137-242-x-87-31

 技 : 地震 / ジャイロボール / ワイドガード / 鈍い

 意図 : カイオーガに勝てまあああああああああす。ザシアンはインファイトの返しの地震で確1

 

・戒め(8世代ランクマここまでの成績)

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 剣盾生活2年を自己満足で振り返りました!!!!2月以降のルールがどうなるのか楽しみですね!!!!!!!!BDSPやレジェンドアルセウスのポケモン達を持ってきて使うことができるのでしょうか????楽しみですね????????リアルの事情で対戦数が減ってることに危機感を覚えていますが、まだまだガラルを楽しめるはずです。楽しみましょう!!!!!

【剣盾S15 イベルタル採用】S操作鉢巻ウオノラゴン【最終524位, R1926】

 お久しぶりです。きょんきょんと申します。2月になってポケモンをやるためのまとまった時間を手に入れることができ、使えた時間に比例して結構気に入った構築ができたため、構築記事という形で共有したいと思います!シーズン16,17のパーティ構築の参考になれば嬉しいので、よければ読んでいってください!!

 

目次

・最終使用パーティ

・最終結

・パーティ構成

・選出、立ち回り

・個体解説

・伝説ポケモン相手の相性関係

・後語り

 

【最終使用パーティ】

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【最終結果】

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(盾ROMのK.kyon の結果です。)

 

【パーティ構成】

・対面的攻めの軸

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 パーティコンセプト : S操作×高火力 = 強い

 S操作を絡めて鉢巻ウオノラゴンを上から通すのが強いことは1年以上前から明らかにされている事実であるが、伝説ポケモンが解禁された今でもその事実は不変である。そのため、S操作のできるミミッキュ→ウオノラゴンの軸が完成した。次に、ダイマックスを切りつつ数的有利の取れる伝説エースとして、イベルタル、白馬乗バドレックス、カイオーガを考えたが、最終的にイベルタルを選択した。選択の理由として、有利対面を作れば確実に数的有利を取れるポケモンを組み合わせたかった上、天敵のバンギラスに対してウオノラゴンを合わせるだけで数的有利が取れる点を挙げる。加えて、シーズン中盤以降はイベルタルの技に入れていた不意打ちを追い風に変えることで、イベルタル→ウオノラゴンの流れを作ることができ、最終形での基本選出の一つとなった。

白馬乗バドレックスはトリルとの相性が良く、カイオーガの雨はウオノラゴンの火力を上げることのできる点で(なんとカイオーガをエラがみで確1である。)相性が良いと考えられるため、これらの構築も試していきたい。

・サイクル的攻めの軸

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 伝説ポケモンの解禁により火力が上昇したのは勿論だが、当然ながらムゲンダイナやジガルデ、ホウオウ、日食ネクロズマなど耐久性能の高い伝説ポケモンも追加されている。攻めの軸だけでは突破が困難なサイクルも多数存在するため、そういうパーティを殺しに行ける受けの軸を用意した。この軸のコンセプトは、サイクルの隙をついてテッカグヤでボディパージをすることで、上から「やどみが」を押し付けることでTOD勝ちを狙う点にある。サイクルの途中でウオノラゴンやイベルタルによる受けることが不可能な火力を押し付けることで数的有利を取りつつ、TODの勝ち筋を作れる点も魅力的である。個人的には、この軸は5月以降のシリーズ9で真価を発揮すると思っているので、5月以降にも使ってみたい。

 ここまででパーティの5体が完成したが、最後に対面性能が高く行動保証と火力を併せ持つポケモンを探した結果、イバンジバコイルが抜擢された。特に、終盤増えた並びの一つであるザシアン、ラプラスバンギラス、サンダー、ランドロスのような並びに対して安定した選出ができる点が魅力的であった。

 上から押し付ける火力で相手のサイクルを破壊するウオノラゴン、ボディパージを絡めつつ上から動くことで確実に相手の動きを詰ませるテッカグヤの2軸を持つパーティが完成した。パーティ構築のコンセプトとしたように、S操作を行えるポケモンが非常に多く、相手のパーティに合わせた勝ち筋の追い方が柔軟な点が強みである。

 

 

【個体解説】

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イベルタル (悪, 飛行) 特性 : ダークオーラ

実数値 : 207-x↓-120-192↑-119-149 (努力値 : 44-0-36-188-4-236)

技構成 : 悪の波動 / デスウイング / 熱風 / 追い風

持ち物 : 命の珠

 ザシアンを意識した調整を施した。陽気ASザシアンの巨獣斬に対して、ダイマ時に珠ダメを少なくとも2回分残せるラインまで耐久を振った。基本的にザシアン対面での行動はダイジェット→ダイバーンが安定するため、熱風を3つ目の攻撃技に採用した。また、素早さ実数値149はダイジェットで1段階素早さを上昇させることで223となり、最速ザシアン(220)、最速黒馬乗バドレックス(222)を抜くことができる。火力が高いことは正義なので多少のS損(最速90族に抜かれている等)はあれど、性格は控え目である。

ダメージ計算 (ザシアン→イベルタル)

ポケモン ダメージ
陽気ASザシアン 巨獣斬 75.8-89.9 %

 ダメージ計算 (イベルタル→ザシアン)

ポケモン ダメージ
D4ザシアン ダイバーン 107.2-127.5 % (確1)
H252D4ザシアン ダイバーン 89.9-107.0% (43.8%乱1)

 4枠目はイベルタルダイマックスが切れた後に直接ウオノラゴンに繋げるように追い風を採用した。基本的にダイジェットで素早さが上がった状態でダイマックスが切れるため、追い風を打ちたいが打てないシーンはそこまで多くなかった。相手とのS関係を最大限に意識して使用する必要があるが、S操作によってウオノラゴンの火力を上から通すというコンセプトに十分な役割を発揮した。

 最終日の深夜、加速バシャーモに対してトリルが切れるターンの守るに合わせて追い風を打ったのに二連守るを決められて抜き返された時は泣いた。

 

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ウオノラゴン (水、ドラゴン) 特性 : 頑丈顎

実数値 : 179-156↑-120-x↓-100-114 (努力値 : 108-252-0-0-0-148)

技構成 : エラがみ / 逆鱗 / サイコファング / 岩雪崩

持ち物 : 拘り鉢巻

 ガラル脳筋四天王の代表格。上からエラがみを打っているだけで強いのだが、最速スカーフでもザシアンは抜けないし、ムゲンダイナへのダメージも稼げない。ならばいっそS操作を絡めて鉢巻エラがみを通してしまえばいい、というコンセプトのもと育成された個体。

 ミミッキュでトリルを展開したのちのエースに特化させてSを下げるプランも考えたが、ザシアン+バンギラスなどの高速+低速の並びに対して、電磁波から両抜きを狙える方が強く動かせたため、Sにある程度努力値を割いている。この帯域での素早さ調整は議論の余地があると思うが、バンギラステッカグヤとの素早さ関係を明らかにできるラインである114まで振ったが、カイオーガを強く意識するならば追い風下でのウオノラゴン展開的に最速スカーフカイオーガまで抜ける118まで振っても良かったかもしれない。

S実数値 役割
  118  追い風下で最速スカーフカイオーガ抜き
  114  準速61族(バンギラステッカグヤ)抜き
  113  準速60族抜き
  112  追い風下で黒バドレックス、フェローチェ抜き
  111  追い風下でザシアン抜き
  110  無振り91族(霊獣ランドロス)抜かれ調整
  109  無振り90族(カイオーガなど)抜かれ調整

 基本的に打つ技はエラがみだが、残りの3つの技にも役割があるので紹介する。逆鱗はたまーにダイマックスを切らされるときに重宝する。役割対象はジガルデやダイマックス砲のないムゲンダイナ、ゴリランダーである。特に、スライダーを投げればウオノラゴンならなんとかなると思っているゴリランダー相手にダイマックスを切る動きは実は強い。3つ目の技であるサイコファングは頑丈顎の補正がのる技として採用。ラプラスの壁破壊に使うことがあるくらいのつもりで採用していたが、壁展開が想像よりも多く使用頻度はエラがみの次に多かったかもしれない。加えて、ドヒドイデやムゲンダイナの受け出しへの打点として重宝した。4つ目の技には岩雪崩を採用した。使った記憶が3回くらいしかないが、一度も打つ機会のなかった氷の牙よりはマシであろう。ヌケニンへのダイロックが主な使い道だが、晴れ下でのホウオウ相手に打つことが1回だけあった。 

 

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ミミッキュ (ゴースト, フェアリー) 特性 : 化けの皮

実数値 : 161-156↑-102-x-125-90↓(最遅) (努力値 : 244-252-12-0-0-0)

技構成 : ウッドハンマー / トリックルーム / 電磁波 / 呪い

持ち物 : 気合の襷

 環境に最も適応した自慢のミミッキュ持ち物は伝説環境で特性を無視して攻撃してくる相手にも通せるように気合の襷を持たせたが、あまり機能する場面はなかったので、ゴツゴツメットにでもした方がいいかもしれない。一度だけ、宿木の回復で皮ダメを回復して襷で耐える芸当を見せた時は感動した。

 トリル始動要員としてのミミッキュのテンプレ通りトリックルームと呪いを採用。加えて、後続の展開の幅を持たせるため電磁波を採用した。最後に、余った1枠に攻撃技を入れないといけなかったのだが、ウッドハンマーを採用した。個人的には神の一手なのだが、トリックルームを打ちたくないが電磁波も入らない上、貯水の可能性のある水・地面勢(ついでのラグラージ、ヌオーを含む)を役割対象に持つ。また、削り残したラプラスカイオーガへの打点として有効に働いた。この2体のポケモンはこの構築にとって少々厄介なポケモンであるため、ウッドハンマーの採用で拾えた勝ちも多く、レートが50は変わったと思っている。

 

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テッカグヤ (鋼, 飛行) 特性 : ビーストブースト

実数値 : 204-x↓-136↑-128-122-112 (努力値 : 252-0-4-4-4-244)

技 : 宿木の種 / 身代わり / エアスラッシュ / ボディパージ

持ち物 : 食べ残し

 ご自慢のテッカグヤ。当たって降参ボタンを押した人は正直に名乗り出てほしい。僕が嬉しいとともに謝罪の言葉を述べたい。

 受け寄りのサイクルを相手に一体でTODを取れる素晴らしきポケモンとしてここに紹介する。やどみがテッカグヤの基本構成である宿木の種、身代わり、エアスラッシュの3枠に加えて、4枠目にご自慢のボディパージを採用した。ボディパージを積むことで、S実数値が224となり、レジエレキ、スカーフを除いて環境にいる全てのポケモンを抜くことができる。使い方は至って単純。サイクルの隙を見て身代わりを残しつつボディパージを打つ。後は宿木の回復を頼りにTODを待てばイージーウィンが取れる。具体的には相手の再生技やステルスロックに合わせて使用する。例えば、相手の初手ラッキーやランドロスエアームドのステロに対して、身代わりからボディパージをする。相手の交代に際した宿木が外れないことを祈りながら20分待てば勝ちである。

 役割対象を以下に示す。日食ネクロズマバンギラス・ラッキー・ハピナス・ヌオー・トリトドン・カプレヒレ(挑発持ちを除く)など。また、ボディパージ後は聖なる炎のPPが8しかないホウオウや宿木での回復量の多いジガルデ、ムゲンダイナなど抜群技を持つポケモンも役割対象となる。

以下に対戦で頻出したダメージ計算を示す。

ポケモン ダメージ
控え目C252ムゲンダイナ 火炎放射 59.8-70.6 %
  ダイマックス砲 24.5-28.9 %
C4ムゲンダイナ 火炎放射 45.1-53.9 %
  マジカルフレイム 38.2 - 45.1 %
  ダイマックス砲 18.6 - 22.1 %
意地A252日蝕ネクロズマ メテオドライブ 23.5-27.9 %
  ダイスチル 30.4-35.8 %
意地A252ランドロス 岩石封じ 17.6-21.1 % (身代わりが残る)
C4ヌオー 熱湯 16.2-19.1 % (身代わりが残る)
C4ドヒドイデ 熱湯 13.7-16.7 % (身代わりが残る)
意地A252バンギラス 炎のパンチ 42.2-50.0 %
  噛み砕く 32.8-39.7 %
  ロックブラスト 10.8-13.2 %
控え目C252カプ・レヒレ ムーンフォース 17.6-20.6 %
  波乗り 32.8-39.7 %
C4カプ・レヒレ ムーンフォース 12.3 - 14.7 %
  熱湯 21.1 - 25.5 %
A4ナットレイ はたき落とす 15.7-18.6 % (身代わりが残る)
  ジャイロボール 13.2-16.2 % (身代わりが残る)
  ジャイロボール(S2↑時) 17.6-20.6 % (身代わりが残る)
B特化ナットレイ ボディプレス 22.1-26.5 % (身代わりが残る)

 後述の対ホウオウ軸11-0、対ムゲンダイナ軸15-8、対日蝕ネクロズマ軸13-4と勝ちを重ねられたのはこのテッカグヤのおかげといっても過言ではない。加えて、上をとることで相手の身代わりによる宿木透かしをケアできるため、身代わりを愛用する自分としてはこの型が流行らないことを祈っている。

 

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ドサイドン (岩, 地面) 特性 : ハードロック

実数値 : 199-211↑-150-x-99(チョッキで148相当)-45↓ (努力値 : 68-252-0-0-188-0)

技 : ロックブラスト / 地震 / 冷凍パンチ / 炎のパンチ

持ち物 : 突撃チョッキ

 実はSが最遅ではない妥協個体なのだが、まぁ白馬乗バドレックスの最遅よりは遅いので許してほしい。

 テッカグヤの相方としてほとんど同時選出される。そのため、主な役割対象はホウオウ、ムゲンダイナ、サンダー。たまに、トリルエースとしてミミッキュから繋ぐ形で選出される。

 テッカグヤが苦手とする炎、電気タイプに強く、特にバンギラスと異なりボルトチェンジを無効化することができる点が強み。したがって、特殊アタッカー(主にサンダー、ムゲンダイナ)への繰り出し回数を増やすため突撃チョッキを持たせた。火力は正義なのでAに252振った後、カプ・レヒレの自然の怒りの被弾などHPが奇数であることが有効に働く場合があるため、HPを奇数とした上で耐久指数が最大となるようにHDを振り分けた。

Hに8n+4, Dに8(31-n)+4の努力値を割いた時、

耐久指数 = H × (B + D×1.5)

              = (191+n){150+1.5×(76+31-n)}

の最大値は高校生以上であればわかるはずである。小数点以下の切り捨てを無視すれば、n=8 (H=68,D=188)で最大値をとる。n=8周辺での耐久指数を計算すると以下の結果が得られる。

   (H,D)   (H実,B実,D実) 耐久指数
(52, 204) (197, 150, 101)  59297
(60, 196) (198, 150, 100)  59400
(68, 188)  (199, 150, 99)  59302
(76, 180)  (200, 150, 98)  59400
(84, 172)  (201, 150, 97)  59295

 実際には、小数点以下の切り捨てのせいで(H,D) = (60.196), (76,180)の方が効率は良いのだが、HPを奇数にするために(68,188)を採用した。

 役割対象は電気タイプ(サンダー、ボルトロス、レジエレキ等)への受け出しによる相手のサイクルの拒否、ムゲンダイナやホウオウを引かせることでテッカグヤのボディパージの隙を作るの2点が主である。他には、ウツロイドのメテオビームに受け出した後、ダイソウゲンを耐えつつダイアースで切り返すなど特殊アタッカー全般への役割があった。

 最後に、技の採用意図について述べる。テッカグヤがボディパージを積む前に貼られた身代わりを破壊できるロックブラスト、電気タイプへの打点でありサンダーなどの交代際に強気に押せるじしん、ランドロスへの交代に刺さるダイアイスの母体である冷凍パンチ、テッカグヤナットレイなど地面を受け付けない鋼タイプへの打点となる炎のパンチを採用した。

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ジバコイル (電気, 鋼) 特性 : 頑丈

実数値 : 145-x↓-136-200↑-110-112 (努力値 : 0-0-4-252-0-252)

技構成 : 10万ボルト / 徹底抗戦(光線?) / 電磁波 / こらえる

持ち物 : イバンの実

  パーティ構成の項で述べたように、最後の一匹として対面性能が高く行動保証と火力を併せ持つポケモンを探した結果、イバンジバコイルを採用した。技構成及び意図は以下に示す。基本技の10万ボルト、イバン発動時の最大打点である徹底抗戦(起点を残さない役割も持つ。)、後続(ウオノラゴンやイベルタル)のサポートとなる電磁波、イバンによる行動保証を最大限に活かすこらえるの4つを採用した。

 ザシアン軸やカイオーガ軸などの互いに強い火力を通す勝ち筋を押しつけあう試合で役割を持つポケモンであり、ウオノラゴン、イベルタルがそれぞれ苦手とするラプラスバンギラスが共存しているパーティへの回答として機能した。選出率は2割弱程度であったが、選出したときの効果は高かった印象がある。 

 

【選出、立ち回り】

 まず、対面を意識した選出(イベルタル+ウオノラゴン+1)をするか、サイクルを意識した選出(テッカグヤ+ドサイドン+1)するかをまず決める。ホウオウ、ムゲンダイナ、日蝕ネクロズマ、ジガルデを軸とするパーティにはサイクルを意識した選出が多かったが、その他の攻めっ気の強いパーティにはこちらも勝ち筋を押し付けられる対面選出をすることが多かった。

 ザシアン、カイオーガ、ゼルネアスのいないパーティにはよっぽどの場合を除いてイベルタル→ウオノラゴンが通るので、サンダーを意識したドサイドンやダイジェット持ちに対応できるトリルミミッキュをラスト1体に置く選出ができ、順番に殴っていくだけで勝ちを拾えた。

対ザシアン軸

 パーティの練度が上がるにしたがって選出もある程度固定化され、最終日にはザシアン軸はラグラージがいれば初手ミミッキュ、その他の場合はラプラスがいればジバコイルミミッキュ→ウオノラゴンの選出、ラプラスがいなければバンギラスがいようがイベルタルミミッキュ→ウオノラゴンの選出と決めていた。

カイオーガ

 自分の勝ち筋を通すしかないので、イベルタルミミッキュ→ウオノラゴンの選出がほとんどであった、。ウオノラゴンがカイオーガの雨にただ乗りできるので、襷や化けの皮に止められない限りウオノラゴンが止まることはなかったが、立ち回りとしてはかなり不安定だったように思える。

対ゼルネアス軸

 壁展開に関しては、ドサイドンで入ってゼルネアス相手にダイマックスを切ることで後続のミミッキュ→ウオノラゴンを通せるので安定して勝てるのだが、壁の使用を前提としないゼルネアス軸に全くと言っていいほど勝てなかったため、改善の余地があるように思う。

対ホウオウ、ムゲンダイナ、日蝕ネクロズマ、ジガルデ軸

 一方で、ホウオウ、ムゲンダイナ、日蝕ネクロズマ、ジガルデを軸とするパーティには、テッカグヤ+ドサイドンのサイクルの中でSの遅いヌオーやラッキーに鉢巻ウオノラゴンを合わせて数的有利を取りつつ、テッカグヤの身代わりを残すことを意識して立ち回った。身代わりが残った状態でボディパージが決まれば後はイージーウィンが取れるので、辛抱強くテッカグヤを展開し続ける立ち回りを行った。

 

【伝説ポケモン相手の相性関係】

 前項で立ち回り方を述べたが、もしこの記事を参考に構築を組んでいただける方がいるとすれば、「それぞれの伝説ポケモンを軸としたパーティを相手にした時の相性関係が実際にはどうなのか?」という疑問が浮かぶだろう。このパーティを用いた160戦のうち、3回以上出現した伝説ポケモンに対しての勝率を以下に記載する。

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(Rankは個人的な意見なので異論は認める。ぜひコメントやDMをくれ。)

 対戦回数が多く、特に有利相手としては黒馬乗バドレックス、日蝕ネクロズマ、ホウオウ軸が挙げられる。まず、そもそも黒馬乗バドレックスはイベルタルが圧倒的に有利をとっているため、バンギラスやサンダーを添えることでイベルタルへの対策を確保する構築が多かったが、そこにはウオノラゴンやドサイドンが有利を取れており、比較的強めの立ち回りができた。とはいえ、伝説同士に明確な相性差があるにも関わらず不安定な立ち回りをしいてくる場面もあったため、黒馬乗バドレックスのパワーは侮れない。日蝕ネクロズマやホウオウ軸の構築はイベルタルが有利をとっているだけでなく、テッカグヤによる詰めが機能した点が大きい。

 また、ムゲンダイナ軸に対しても有利に立ち回れた点が評価できると考えている。耐久型からスカーフ、眼鏡、珠、パワフルハーブのアタッカー型、身代わりを採用したハイブリッド型など型の豊富さでムゲンダイナに悩まされる読者への解決策の一つとなると嬉しい。テッカグヤ+ドサイドンの並びでムゲンダイナを引かせつつテッカグヤのボディパージから強引に上からやどみがを押し付ける形で勝ちを積み重ねることができたことが要因である。

 他にも、サンプル数は少ないが、白馬乗バドレックス、ディアルガ、ジガルデ相手には強く戦えていた。

 一方で、高火力を持ち、イベルタル自体が不利よりなポケモンであるザシアン、カイオーガ、ゼルネアスを軸としたパーティ相手には厳しい結果となった。特に、ザシアン軸に対しては、感触の良い選出を見つけるまでに時間がかかったせいで中盤に負けを積み重ねてしまった。この3体を軸としたパーティの共通点として、3体目に残ったポケモンが襷をもっているか、あるいはミミッキュであるか、に勝敗を左右される展開が多かった。言い換えれば、互いに勝ち筋を通そうとするので、最後のウオノラゴンが3枚目までもって行けたら勝ち、襷や化けの皮で耐えられたら負けであった。これらのパーティへの対応は課題として残っているように思う。アイデア募集中なのでコメントかDM ください。真摯に対応します!

 

【後語り】

 トータル600戦以上をやってこの最終形にたどり着いたが、めちゃくちゃ楽しいパーティでした!!正直来期以降も使っていきたいと思うほどでしたが、まだまだ他にも使ってみたいパーティがあることと、3,4月が少し忙しいことからこの構築をまた握る機会があまりなさそうなのが残念ですorz

 ギミック系のパーティを使うのが好きな人にはすごく楽しめる構築だと思うなので、レンタルパーティをそのまま使っていただく形でも、好きなように改造して使っていただく形でも良いので参考にしていただけると嬉しいです!!

 講評や感想など、コメント、DM (@Poke_kyonkyon4)でお待ちしております!!!

【カンムリビギニング】ゴチルゼルキャッチ【最終224位、R1703】

カンムリビギニング結構熱心に参加させていただいて、まぁまぁの成績残せたと思うので、

 

目次

・使用パーティ

・最終成績

・使用率の事前調査

・制限構築での勝ち筋の作り方

・パーティ構築の思考

・個体紹介

・感想

 

・使用パーティ

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・最終成績

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・使用率の事前調査

 制限構築で最も重要な点は通常環境と同様に試運転を繰り返しつつトップメタが何であるのか、自分の組む勝ち筋は環境にマッチしているのかを確かめることである。特にトップメタについては使用可能ポケモンが制限される以上、通常環境よりも固定されやすい。実際、カンムリビギニング仲間大会で調整を行なっていた際、4大会に参加したが、TOP10に入ったポケモンは合計11体しかいない。

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 ミミッキュ、サンダーについてはこれらより使用率が高いポケモンが一掃されている上、それぞれ環境が追い風であることによって1,2位なのは妥当である。

 (ミミッキュ : エースバーン、ゴリランダー、ドリュウズなどの化けの皮を無視してくるポケモンがいない以上一強。 サンダー : 地面タイプがマンムーガブリアスの2体しかいない以上、電気技の通りがいい上、そもそもサンダーは地面タイプにも弱くない。)

 電気の一貫を切れる上氷の通りがいい環境であったことに由来して、マンムーが3位にいる。これが制限構築でのみ現れる現象である。通常対戦環境では上位に食い込めないが、環境が整ったことによって化けたポケモンである。

 4位以下には、対面性能の高いメタグロス、ドラパルト、バンギラス、アーマーガアなどが並ぶ。特にアーマーガアはテッカグヤがいないことによって生き生きしている上、物理技を使用するポケモンが多い以上かなり動きやすいポケモンの一体であった。

 TOP10に安定して入っているレジエレキは、電気の一貫を作った後の抜き性能の高さ、選出圧力に加え、壁展開も可能な器用さを買われて採用されている場合が多かったように思う。
 使用率11位以下では、ブリザポスピクシー、ミロカロス、Gファイヤーなどが上位と戦えるポケモンとして注目されていた。

 

・制限構築での勝ち筋の作り方

 ここまでのパーティを実際に使用していただくというわけにはいかないので、今回の記事で最も重要な項目がここ。通常の使用ポケモンなんでもありの環境よりも制限構築環境での対戦(S11しかりカンムリビギニングしかり)の方が結果を残せることが多いため、その思考の過程を述べてみる。

 まず、念頭に置かないといけないこととして、制限構築では採用可能なポケモンが限られる以上、特定のポケモンに負荷が集中してしまう現象が多く発生する。カンムリビギニング環境で例を挙げるとマンムーが挙げられる。地面タイプのポケモンが極端に少ないため電気の一貫を切るために採用されるが、初手のステロや氷の技範囲を両立させているため、本来のスペック以上に負荷がかかっている。こういった役割の過集中は制限構築でのみ活躍して使用率が著しく上位にあがっているポケモンに多い。

 役割が過集中するポケモンさえ倒せば、通せるポケモンを採用することでそのポケモンの選出を強制する。本来のスペック以上に負荷がかかるポケモンはパーティにとっての急所となる。例えば、自分のパーティであればレジエレキでマンムーの選出を強制し、アーマーガアやレジロックで圧力をかけていく勝ち筋が生まれる。(これらのポケモンは同様にガブリアスにも強いポケモンを選んだ。極端な話、マンムーだけをメタるならメタグロスアイアントの方が良い。)

 異なる例を出すと、シーズン10,11の環境であればモロバレルラフレシアなどの草タイプの受けポケモンがここに該当すると考えている。

 

 トップメタに対して解答を用意することは当然必要ではあるが、その上で特に負荷をかけるポケモンを定めておくことで通常環境よりも勝ち筋を明確に作りやすくなる。これを意識して勝ち筋を定めてパーティを組むと制限環境で勝てる構築が組みやすくなると思う。

 

・パーティ構築の思考

 使用可能ポケモン地面タイプのポケモンが少ない(マンムーガブリアスしかいない)ことに着目してレジエレキを軸にパーティを組み始めた。レジエレキの強みは電気技の火力と壁貼りによる後続展開を一体で両立させる点にある。ところが、レジエレキがいるとマンムーガブリアスは絶対に選出されるので、ここに負荷を集中させて電気技の一貫を作るため地面タイプに厚いアーマーガア、地面タイプ相手に弱点保険で切り返せるポケモンとしてレジロックを採用。また、ここまでで採用したポケモンの受け性能が高いことを踏まえて、壁展開と相性がいいポケモンとしてゴチルゼルを採用。受け寄りのパーティに強く出れる構築とした。加えて、ゴチルゼルでキャッチできないゴーストタイプに対して強く出れる上、壁展開から積むことも可能なGファイヤーを採用。最後に、サンダーやレジエレキの電気の一貫を切るためにガブリアスを採用した。

 

・個体紹介

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ゴチルゼル (エスパー) 特性 : 影踏み

実数値 : 177-x↓-116-115-178↑-85 (努力値 : 252-0-4-0-252-0)

技構成 : コスモパワー / アシストパワー / 眠る / 身代わり

持ち物 : カゴの実

 パーティの詰ませ要員。後述のレジエレキやレジロックで数的有利やHP関係を有利にした上で相手のポケモンを捕まえてひたすら積んでTOD。主にミロカロスラプラス、アーマーガアを捕まえることが多かったが、レジエレキの壁から強引に詰ませにいくムーブもとれるため、選出率もそこそこ高かった。他の5体が対面性能が高いポケモンなため、相手のサイクルを一方的に破壊できるゴチルゼルを噛ませて相手を縛っていけるのが強み。加えて、選出圧力の高さにより、相手の選出を読みやすくなる。一体でJFKのような働きをしてくれた、感謝。

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レジエレキ (電気) 特性 : トランジスタ

実数値 : 155-167↑-70-x↓-71-252 (努力値 : 0-252-0-0-4-252)

技構成 : ワイルドボルト / 大爆発 / リフレクター / 光の壁

持ち物 : 命の珠

 電気技の通りを決めてしまえば上から殴ってるだけで勝てる抜き性能と壁貼り爆発の起点作成の両方を一体でこなす器用なポケモン。器用とは技範囲の広さだけを言うわけではないことを立証している。高すぎる素早さは正義で、カンムリビギニングトップメタのサンダーの最速ダイジェットまでを抜けるように準速にした。また、大爆発の火力を上げるために物理型で起用したが、威嚇を持つボーマンダギャラドスの数はそう多くなかったため大して問題ではなかった(仲間大会での事前リサーチの賜物)。1番投手大谷翔平のような働き。

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アーマーガア (鋼/飛行) 特性 : ミラーアーマー

実数値 : 155-108-138↑-x↓-106-118 (努力値 : 252-4-4-0-4-252)

技構成 : アイアンヘッド / ブレイブバード / ビルドアップ  / 羽休め

持ち物 : 食べ残し

 地面タイプトップメタのマンムーガブリアス、若干下がってニドキングニドクイン程度しか地面タイプがいないため、ほとんどの場合においてアーマーガアの後出しが安定する。役割対象は地面タイプに加えてミミッキュやブリザポスを筆頭に物理ポケモン全般。特に、化けの皮を無効化してくる8世代御三家やドリュウズがいないおかげで使用率ダントツのミミッキュに対して安定した立ち回りができる点がポイント。一方で電気タイプが弱点であるが、そのケアさえ行えばクッションにも詰ませ役にも縦横無尽の活躍を示した。

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レジロック (岩) 特性 : クリアボディ

実数値 : 187-167↑-220-x↓-121-70 (努力値 : 252-252-0-0-4-0)

技構成 : ストーンエッジ / 地震 / ドレインパンチ / 鈍い

持ち物 : 弱点保険

 地面タイプのマンムーガブリアスに対して弱点保険から切り返して数的有利を作れるポケモンとして採用。また、アーマーガアと異なり、サンダーやGファイヤーなどのダイジェッターに強く、レジエレキに対してもダイアースで有利を取れるのが強み。反面、ミロカロスやアーマーガアなどの受けポケモンを呼ぶので、ゴチルゼルとの相性が抜群だった。

 実はこのポケモンがカンムリビギニング界最強の解答だったかもしれないと思っている。今回43戦でキルレートが一番高いポケモンは多分こいつ(ゴチルゼルはキルしにいかないので)。

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Gファイヤー (悪/飛行) 特性 : 逆上

実数値 : 173-x↓-111-152-146-147↑ (努力値 : 60-0-4-252-4-188)

技構成 : 燃え上がる怒り / エアスラッシュ / 悪巧み / 挑発

持ち物 : オボンの実

 ゴチルゼルとの相性が抜群。影ふみから抜け出せるゴーストタイプへの圧力が高い。(ただし、ミミッキュには若干不利をとるが、ミミッキュに対してはアーマーガアやレジロック。レジエレキが有利を取れる。)役割対象のドラパルトを1ジェットで抜くついでに、削ったマンムーの上から動けるようにSは最速80族抜きまで振った。

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ガブリアス (ドラゴン/地面) 特性 : 砂隠れ

実数値 : 183-182-115-x↓-106-169↑ (努力値 : 0-252-0-0-4-252)

技構成 : スケイルショット / 地震 / ストーンエッジ / 剣の舞

持ち物 : 気合の襷

 結局、電気タイプは何かしらで止めないといけないので地面タイプを採用。マンムーよりはガブリアスの方が好きなのでガブリアスを使用。襷剣舞に加えスケイルショットを得たことにより、対面性能の高さは健在。6世代以前ほどの動きやすさはないが、それでもガブリアスガブリアスである。そもそも、制限構築のガブリアスは基本的に強い。

 

 

 

・感想

 レジスチルがきつい。仲間大会の時点から厳しいのは察していたが、仲間大会、本戦で合わせて7戦7敗である。鉄壁、ド忘れを積みつつボディプレスで殴ってくるので脅威の性能であった。その上、クリアボディなのでファイヤーでの突破もできず本当にしんどかった。

かなり尖っているとは思うが、個人的なTier Listはこんな感じ。(異論は認める。)f:id:kyoto_kyonkyon:20201115220655j:plain

 自分にしては珍しく攻撃特化ではなく受け性能の高めのパーティを使用してみたが、そこそこいい成績が出せて結構喜んでいる。とはいえ、没構築にした(公式大会にレンタルパーティで潜れないことを知らなかった)方の攻撃性能に特化したパーティも使ってみたかったと言う気持ちもある。

 また、レジエレキが多分準伝わいわい環境でも多分やっていけるので、シーズン12はレジエレキを使用したパーティで最後までやっていく予定。よければ引き続き応援してください!

 

感想、コメントの類お待ちしております。それでは!