kyoto_kyonkyonの日記

きょんきょん(@kyoto_kyonkyon, @Poke_kyonkyon4)です。構築記事など挙げていければいいかなと思っています。

【SVシーズン12】トドロクオーン展開構築【最終788位 R1929】

剣盾以来の3桁取れました!!!よければ読んでいってください!!!

今回記事で紹介する構築はやることが定まっていて、かつ、交代も少ないので、使いやすいと思います。

レンタルも発行していますので、使ってみてください!

 

目次

 最終成績

 最終使用パーティ

 構築経緯

 個体解説

  キョジオーン

  トドロクツキ

  イダイトウ♂

  カイリュー

  赫月ガチグマ

  オーガポン(岩)

 構築の使い方

 総括

 余談

 

【最終成績】

 TN : きょんきょん

 最終順位 : 788位

 最終レート : 1929

 

【最終使用パーティ】



【構築概要、構築経緯】

 相手のポケモン3体をいかに効率良く倒すか、に特化させることをコンセプトに構築を組んだ。

 その手段として、

 ・初手でステロが撒いて、裏の襷やマルスケに怯えることなく、火力の高いポケモンを動かす

 ・逆に、ステロを撒かせないことで、行動保証をもつポケモンの与えられるダメージ総量を上げる

 の2ルートを採用した構築を組むべく、初手用ポケモンとして、

 ステロを撒ける、かつ、他に色々荒らせるポケモンである、1. キョジオーン

 ステロ持ちに上から挑発ができる、かつ、挑発をケアする余裕を与えないポケモンである、2. トドロクツキを採用した。

その後、行動回数と高火力を両立できるポケモンとして、

 3. イダイトウ♂ 

 →拘りスカーフ✖️適応力で上から高火力を出せる

 4. カイリュー 

 →マルチスケイルで相手の攻撃を受けながら舞羽ができる

 5. 赫月ガチグマ

 →高耐久を活かしながら高火力を出せる

 6. オーガポン(岩)

 →頑丈の行動保証を持ちながら高火力を出せる

を採用した。

 試行錯誤の過程で、初手トドロクツキにテラスを切る展開がそこそこの頻度で発生したため、非テラス時のパワーが高いポケモンを後続に採用することに重点を置き、最終的にこの4体に落ち着いた。

 また、初手にキョジオーンを投げるときは、サーフゴー、赫月ガチグマ、初手にトドロクツキを投げるときは、パオジアン、ハバタクカミが天敵となるので、これらの4体に対して抗えるよう技構成、テラスタルを組んだ。

 

【個体解説】

1. キョジオーン 特性 : 頑丈

持ち物 : イバンのみ

実値 : 207-147-166-x-115-56

努力値 : 252-212-4↑-0↓-36-4 (腕白)

技 : 塩漬け/大爆発/ステルスロック/自己再生

 本構築のお洒落要員その1。

 ステロ要員を探す中で、初手ステロ以外にできる仕事が多いポケモンを検討した結果、イバン爆発キョジオーンに到達した。

 最低限の行動回数を得られる努力値配分とし、その上で相手のポケモンの身代わりの処理力の向上や爆発の火力の上昇を意図してAに厚く努力値を割いた。

 基本的に初手で選出するポケモンだが、相手の構築にパオジアンがいる場合に限り、トドロクツキ が初手対面で明確に不利を取るパオジアンに対して、裏にキョジオーンを選出すると、氷柱+聖剣でイバン圏内に入るので切り返す選出をすることもある。

・役割

 初手に投げて、ステロを撒きながら、塩漬け、大爆発で荒らす

・調整意図

 HD : 臆病C252ハバタクカミのムーンフォースを確定2耐え

 残りA

 

2. トドロクツキ 特性 : 古代活性

持ち物 : ブーストエナジー

実値 : 185-188-96-x-122-181

努力値 : 36-228-36-0↓-4-204↑ (陽気)

技 : はたき落とす/アクロバット/アイアンヘッド/挑発

 ステロ撒きに対して、ある程度の素早さから挑発を打つことができ、かつ、高火力で挑発ケアの余裕を与えないポケモンとして、トドロクツキ を採用した。

 ・ステロ撒きとして環境にいるディンルー、カバルドンは相手を倒せる技を地面技しか持たないことがあるため、飛行タイプを持つor飛行テラスを強く使える

 ・コノヨザルの行動によらず勝てる

 ・挑発を打つ必要がない初手に対しても負荷をかけられる

 の観点で、飛行テラス型とした。また、役割対象としたいポケモンに素早さが速いポケモンがいないため、Aで負荷をかけられるよう、ブエナの対象はAにした。

 初手のハバタクカミ、ウーラオスには択を生むが、カミ相手には電磁波痺れは見ないものとして気合で飛行テラスアクロバットを打つ。ウーラオス相手もインファイトか蜻蛉がほとんどなので、飛行テラスアクロバットを打つ。

・役割

 (ステロ撒く系)ディンルー、カバルドン、コノヨザル

 (毒びし撒く系)ドヒドイデ、キラフロル(キラフロルと初手対面した時は、怯むと偉いので、大体アイアンヘッドを押します。)

 (にちゃにちゃ系)グライオン

 (そのほか)オーガポン全般、サーフゴー、イーユイ、Aキュウコン

 などを相手に、相手のやりたい展開を阻止しつつ高火力を押し付けることで、ダメージレースを有利にする。

・調整意図

 HB : 岩ポン(A実値 : 172)のツタ棍棒+石火耐え

    飛行テラス時、一撃ウーラオス(A実値 : 200)のインファイト+不意打ち耐え

 S : オーガポン(最速178)抜きを意図した調整のポケモンを抜くため、オーガポン抜き(179,180)抜き

残り : A

 

3. イダイトウ♂ 特性 : 適応力

持ち物 : 拘りスカーフ

実値 : 199-164-86-x-96-138

努力値 : 28-252-4-0↓-4-220↑ (陽気)

技 : ウェーブタックル/お墓参り/テラバースト/クイックターン

 スカーフで上を取りながら適応力×高威力技でパーティの殿を務められるポケモンとして採用した。また、霊獣ランドロス等を相手に初手にも投げられる意図、削り残しを倒しながら後続を出せる意図でクイックターンを採用し、殿を務める際の天敵となるウーラオスに対する切り返しとしてフェアリーテラスとテラバーストを採用した。

・役割

 2,3体目において、相手のポケモンを倒す。単純にスカーフ高火力が強いので、明確な役割対象はあまりない。

・調整意図

 S : 最速136族抜き。最低でも(ブエナがないor一旦引かせた)ハバタクカミ、パオジアンを抜いておきたかった。その上で、テツノツツミに交代が入った時にアドが取れるよう、ついでに136族も抜いておいた。

 Aぶっぱ残りH

 

4. カイリュー 特性 : マルチスケイル

持ち物 : タラプの実

実値 : 197-176-116-x-128-120

努力値 : 244-44↑-4-0↓-60-156

技 : アイアンヘッド/けたぐり/竜の舞/羽休め

 本構築のお洒落枠その2。

 明確に対赫月ガチグマを役割対象として採用した。

 ブラッドムーンを受けても羽休めでマルチスケイルを維持できるよう、HDを厚くして採用し、火力面での遂行速度を上げるため、技にはけたぐりを採用した。

 最後に、対特殊アタッカーの観点で、サーフゴー、ハバタクカミに無効にされず、かつ、甘えるカミに押し切られない技として、アイアンヘッドを採用し、テラスタイプを鋼タイプとした。特に、ガチグマを倒した後に出てくるハバタクカミを鋼技で切り返すと、イダイトウより速いポケモンがいなくなるので、だいたい勝てる動きとして強かった。

 採用時点では気付いていなかったが、実際構築を運用する中で、けたぐりがウーラオスへの打点となることが意外と多く、重宝した。

・役割

 ガチグマを倒す。ガチグマの前で竜舞を打てるので、後続を削ってイダイトウやオーガポンにつなぐ。

・調整意図

 HD : ノーマルテラスガチグマ(C実値205)のブラッドムーンが43.1%~50.8% (大体羽休めでマルスケを回復できる。)

 S : 初手+カイリュー+3体目のイダイトウの選出を想定して、少しでもオーガポンを削れることを意識して、1舞で最速オーガポン抜き

 

5. 赫月ガチグマ 特性 : 心眼

持ち物 : オボンの実

実値 : 220-x-144-198-89-73

努力値 : 252-0↓-28-196↑-28-4

技 : ブラッドムーン/大地の力/真空波/欠伸

 多分レギュE最強ポケモン。やれることがあまりにも強すぎる。順当に強い型なので、特にいうことがない。

 

・役割

 自分の採用してる型と異なるカイリュー全般、他のポケモンで相手しづらいトドロクツキ を筆頭に、弱点をつかれない物理アタッカー全般に対して高耐久高火力を押し付ける。

・調整意図

 HB : パオジアン(A172)の氷柱落とし+氷の礫耐え

    陽気ウーラオス(A182)の水流連打+アクジェ耐え

 HD : ハバタクカミ(C205)の眼鏡ムーンフォース耐え

 

6. オーガポン(岩) 特性 : 頑丈

持ち物 : 礎のお面

実値 : 157-172-105-x-122-170

努力値 : 12-252-4-0↓-44-196↑

技 : ツタ棍棒/はたき落とす/じゃれつく/電光石火

 火力と急所のムラが激しい炎オーガポンの選出抑制用に採用した。

 明確な役割としては、イダイトウのかわりに採用して、じゃれつく石火でウーラオスやトドロクツキ を処理することだが、採用率上位のポケモンへの打点を広く採用できているため、ぼんやりと選出してもぼんやりと活躍してくれた。

 

・役割

 イダイトウが選出しづらい相手(例えば、トドロクツキ がいる構築、ウーラオスと対面する時にテラスが残ってなさそうな構築)に積極的に選出し、頑丈を行動保証に相手のポケモンを削り切る。

・調整意図

 S : 最速ガブ抜き

 Aぶっぱ

 D : 対ハバタクカミを少しでも有利にするために残りD

 

【構築の使い方

 相手のパーティを見て、ステロを撒くことで勝率を上げられるか、ステロを撒かれないことで勝率を上げられるかを検討する。

  例えば、最終日に当たった以下の二つの構築をもとに考えてみると、

 (1)

 (2)

 前者は、ステロを撒いてくるポケモンが採用されていない構築であり、また、カイリュー、ウーラオス相手にステロを入れる価値が高いので、先発をキョジオーンにする。
 後者は、カバルドンにステロを撒かれない事による価値が高いので、先発をトドロクツキとする。

 このように、ステロを撒く価値が高いか、ステロを撒かれるのを防ぐ価値が高いかを決めて先発を決定する。

(例外)

 ・初手トドロクツキが必要で、相手の構築にパオジアンがいる時だけは、初手トドロクツキとキョジオーンを同時選出しましょう。

 ・霊獣ランドロスが相手の構築にいる場合、トドロクツキで相手したくないので、イダイトウのクイタンで入って行動保証持ちを投げましょう。

 ・ガブリアスもトドロクツキで相手したくないので、ガチグマで入って火力で押し切りましょう。

 

 残りのポケモンは、相手の構築に合わせて投げていた。明確な役割があるポケモンは対応するポケモンがいると優先して出しつつ、基本的に3体目のイダイトウ、オーガポンで削り切るイメージを持って選出した。

 

【総括】

 シーズン12にして、初めて構築の手応えと成績を両立させることができたと思う。

 結構わかりやすいコンセプトで、かつ、使いやすい構築ができたと思うので、まだまだ可能性を見出せたかもしれないが、SV初3桁ということと、1ROM特攻ということで少し日和ってしまった。

 もし、この記事を読んで、この構築に更なる可能性を感じた人はぜひ使ってみてください!!

 最後に、最終日のランクマを応援してくれたサーバーの皆様、諸々ご協力いただいた奥様、ありがとうございました!!

 

【余談

 実は同じ6体の採用で、最終日3日前時点で22000位まで順位を落としている。

 敗因はガチグマへの役割を持ちつつ、汎用性のあるエースとして採用したカイリューが、テラスタル前提の性能をしているため、逆に他のポケモンの選出が縛られてしまったことと考えている。

 カイリューをエース運用とするのではなく、明確な役割を持たせて倒せるポケモンを倒す使い方にする方が強いことに12シーズン経ってやっと気付いたシーズンでした...

 とは言え、22000位までのジェットコースターを経験しなければ、カイリュー、オガポーンの技、テラスの見直しを入れていなかったので3桁に到達することもなかったと思うので、怪我の功名かなぁとも思うところ。