目次
最終使用構築
最終成績
構築経緯
基本選出・構築の動かし方
個体解説
テラパゴス
ガチグマ
キラフロル
パオジアン
総括
【最終使用構築】
【最終成績】
TN : きょんきょん
最終順位 : 782位 最終レート : 1911
【構築経緯】
昨シーズンうまく戦いきれなかったので、1から何か良い軸がないかと構築記事を読んでいたところ、下記の2件の構築記事に到達した。
【最終33位&48位】中速トリルテラパゴス対面【ポケモンSVシングルS18】 - キラの成長日記 (hatenablog.com)
【svシーズン18 シングル 最終200位】爆速ゾンビテラパゴス - kyo_shinoalice’s diary (hatenablog.com)
トリル+高火力は手になじみやすく、また、スイッチトリルを久々に使ってみたかったので、これらの記事を参考に、眼鏡テラパゴス+トリルミミッキュを軸として構築を組み始めた。 また、トリルミミッキュと相性が良く、特殊高火力のテラパゴスと対になるポケモンとして、物理で高火力を出せるガチグマを組み合わせた。
また、下の構築記事等を参考に、テラパゴスを願い事入りのママンボウと組み合わせることで、テラスシェルを再生させながら対面操作できる動きが非常に魅力的に感じたため、この動きを取り入れた。
【ポケモンSV S18 最終30位】展開偽装スカーフテラパゴス【シングル 構築記事】 - おしんのポケモンメモ置き場 (oshinpoke.com)
ここまでで、構築の軸となった4体が完成した。
最後に、残り2体は最終日まで色々試したものの、決め手になったポケモンが最後まで見当たらず、無難な働きを持てる2体に落ち着いてしまった。6体で完成した構築にするという観点で来期により詳細に検討してみたい。
【基本選出・構築の動かし方】
基本選出は以下の2種類しかなく、最終日の60戦のうち、53戦は①か②の選出をしていた。
・動かし方
初手テラパゴスを投げて数的有利をとり、その後、ママンボウをクッションにしながら、テラパゴスの再展開、ミミッキュ→テラパゴスの展開を狙う。
テラパゴス:相手のポケモン3体のうち、2.5体を持っていく。初手で1体を倒しきれるよう、
ママンボウ : ママンボウをクッションとすることで、テラパゴスに願い事を入れたり、ミミッキュの呪いターンをママンボウで稼いだりすることができる。
ミミッキュ : トリル、呪いを絡めて、テラパゴスかママンボウを通せる環境を作る。
・意識した役割対象
対連撃ウーラオス : 後発のウーラオスをママンボウをクッションにして削りながら願い事を押せるので、積極的にこの選出をしていきたい。
対オオニューラ (ミライドン軸以外) : 初手にテラパゴスを投げたい構築なので、ママンボウをクッションにしながらゴツメで削っていく必要があるので、この選出をする必要がある。ミライドン軸の初手オオニューラは気合で読み切るしかない。
対ディンルー : 初手でテラパゴスとディンルーが対面した場合、ほとんどの場合にカタストロフィを打たれる。その後、ママンボウにひいてから願い事を押すと、ディンルーは次ターンに吹き飛ばしを打つので、クイックターンでミミッキュへ交代する。そうすると、1/2の確率でテラパゴスが場に出てくるので、テラパゴスのテラスシェルが回復する。1/2の確率でママンボウが出てきた場合には、再度同じことをする。
② テラパゴス + ミミッキュ + ガチグマ
・動かし方
対面的な選出で3体を倒しきれそうな場合には、②の選出をすることが多かった。初手にテラパゴスかガチグマを投げつつ、ミミッキュで切り返しながらミミッキュ、ガチグマのうち他方を展開することが好ましい。
初手テラパゴスを投げつつ、ママンボウをクッションにしながら、テラパゴスの再展開、ミミッキュ→テラパゴスの展開を狙う。
・意識した役割対象
対受けループ : テラパゴスとガチグマのパワーで2体を倒す。そうすると、コスパダイナが倒せないので、ミミッキュの呪いを入れて倒す。
特に、テラパゴスを初手に投げると、ラッキーを投げてこられるので、ガチグマを後出しで合わせることで、受けループは大体受からなくなる。
対コライドン軸 : コライドン+ハバタクカミ@1のような比較的素早さの高い選出をされるケースが多いので、トリックルームの刺さりが良いので、この選出をすることが多かった。
【個体解説】
1. テラパゴス 特性 : テラスシェル(テラス)、ゼロフォーミング(ステラ)
テラスタル : ステラ
持ち物 : 拘り眼鏡
実値 : 170-x-131-172-130-137 (235-x-131-200-130-137)
努力値 : 0-0↓-4-252↑-0-252 (控え目)
技 : テラクラスター/大地の力/マジカルシャイン/悪の波動
本構築のエース。C特化とすることにより、かなりの高火力を安定して出すことができる。また、特性のテラスシェル(マルスケの上位互換)とゼロフォーミング(HP+65、B,D上昇)が、他の伝説比での低種族値を補うことができ、かなり強かった。
2. ミミッキュ 特性 : 化けの皮
テラスタル : ステラ
持ち物 : 命の珠
実値 : 149-148-121-x-125-116
努力値 : 148-196↑-164-0-0-0 (意地っ張り)
技 : じゃれつく/影打ち/トリックルーム/呪い
以下の記事のミミッキュの調整を参考にさせていただいた。
【最終33位&48位】中速トリルテラパゴス対面【ポケモンSVシングルS18】 - キラの成長日記 (hatenablog.com)
HBラインは、珠ダメを最小割合とするためのHP149かつ、化けの皮がはがれた状態で意地パオジアンの氷柱落とし+珠ダメをほぼ耐えるラインである。
3. ママンボウ 特性 : 再生力
テラスタル : 悪
持ち物 : ゴツゴツメット
実値 : 241-95-145-x-97-63
努力値 : 4-0-252↑-0-252-0↓ (冷静)
特に調整はしていないが、役割対象がウーラオスなので、Bはある程度高くしつつ、特殊アタッカーにもいい感じに動けるようにBDぶっぱとした。守るの採用は願い事の発動を助ける意味もあるが、ミミッキュの呪いターンを稼ぐことも兼ねている。
4. ガチグマ 特性 : 根性
テラスタル : フェアリー
持ち物 : 火炎玉
実値 : 235-211-127-x-101-71
努力値 : 236-252↑-12-0↓-4-4 (意地っ張り)
赫月ガチグマに抜かれるよう、Sは4振り。最遅やS下降補正にすると、役割対象のアーマーガアを抜けてないので、性格は意地っ張りとした。
今シーズン流行したミライドン+アーマーガアの並びに対して、単体で高火力を押し付けられるのが強くなるよう、サンダーダイブを採用した。
・ダメージ計算
エレキフィールド下根性発動
サンダーダイブ → HB特化(H207B172)アーマーガア
180~214 / 207 (低乱1 : 25.0%)
5. パオジアン 特性 : 災いの剣
テラスタル : ステラ
持ち物 : 気合の襷
実値 : 155-172-101-x-85-205
努力値 : 0-252-4-0↓-0-252↑ (陽気)
技 : 氷柱落とし/不意打ち/瓦割り/剣の舞
対トリル白バド(白バド+ミミッキュ)軸、オーロンゲからの壁展開に対する役割を持つポケモンとして、5枠目に採用した。トリル白バド軸に対しては、テラパゴスの耐久を活かしながら、パオジアンの襷+不意打ちを残して戦うことで、強く立ち回ることができ、採用意図通りの働きはしてもらえたように思う。
6. キラフロル 特性 : 毒化粧
持ち物 : レッドカード
実値 : 189-x-144-162-102-107
努力値 : 244-0↓-164↑-92-4-4 (図太い)
技 : パワージェム/キラースピン/ステルスロック/堪える
最後の一匹として、テラパゴスが少しきつい竈オーガポンに対して強いHBベースのキラフロルを採用した。竈オーガポンがいる程度では選出しなかったが、裏も含めてキラフロルの通りが良かった構築に対して投げる想定をしていたが、正直諸説ある枠だと思う。
【後語り】
今期は消化不良!!!6体の構築ができないまま最終日に突入してなんとなくの順位となってしまった。来期もテラパゴス検討します!!!
また、来期のテラパゴス検討一緒にやってくれる方募集します!!
【Special Thanks!】
最後に、最終日のランクマを応援してくれたちゃんつーおさん、Brunchさん、日々ご協力いただいている嫁様、ありがとうございました!!